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建築士試験的には切断法を書いた方がいいんだろうけど・・・。
・・・文章力の自信のなさで上手く書ける自信がないねん・・・。
だけどねっ。
先に、トラスのキホンを書いておけば、上手く書ける自信があるっ!。
しかも【いつなる風】のトラスの切断法があって・・・。
絶対に解けるようになるっ!。
・・・って思ってもらえるように頑張って書くからもう少し待ってて♪。
前回の記事の続きからです。
前回の記事は、「圧縮材」「引張材」についてでした。
その点を押していたら「圧縮材」、引張っていたら「引張材」
まぁ、前回の記事をまとめると、このひとことなんですが、まぁ~ダラダラと書いています(笑)。
そのダラダラをまだ読んでいない方はそちらから読んでみてね。
☞前回の記事トラスのキホン(※トラスが超苦手な人は必見です)
山形トラスの圧縮・引張を考えてみましょう
山形トラスとは・・・山形県でよく使われていたトラスからこの名前が・・・。
ウソです(ごめんっ)。
いたってフツーの山形のトラスです(笑)。
テレレ レッテッテッテッテー ♪。
☞ゼロメンバー能力が身についていない人はこちらの記事を読んでね静定トラスのゼロメンバーが見える能力を備えませんか?
ゼロメンバーを外した山形トラスをもう一度改めて・・・。
まずはどうやって考えていきましょうか?。
以前、文房具の記事でもお伝えしたんですが、消しゴムを山形トラスだと思って少し力をかけてみましょう。
関連記事☞建築士試験学科の勉強における便利な文房具たち(4)
こんな感じですねっ。
もう少し、わかりやすいように赤色を圧縮材、青色を引張材で表してみますね。
あと3つの部材が残っていますが、少しイメージででもいいので「圧縮材」か「引張材」かを少し考えてみませんか?。
※考えた方は、上のトラスをクリックすると正解がでますよ。
もしも「あれっ?、イメージしてたのと違ってた!」と言う方っ!。
こうやって考えません?。
斜めになっている部材は「圧縮材」、縦や横になっている部材は「引張材」
ねっ♪、こうやって覚えてしまったら山形トラスは簡単でしょ♪(たぶんねっw)。
山形トラスはこんなところに使われます
洋風小屋組は、トラスで荷重を支えている構造です。
屋根っぽく見えてきました(笑)?
二級建築士では、文章問題でこの唯一、縦の部材の「真束」について出題がよくされています。
まず、漢字の読み方から。
- 棟木・・・むなぎ
- 合掌・・・がっしょう
- 真束・・・しんづか
- 陸梁・・・ろくばり(りくばりと言う人も)
では、二級建築士の問題より
どの年度の問題も同じ文面で出題されています。
しかも正しい枝なんで出題されているので、イラストを見ながら問題文を読んでみるといいですね。
真束・・・小屋組(洋小屋)において、中央で棟木、合掌を受ける部材又は陸梁を吊る部材
もう、正しい枝なので赤字にしておきました。
真束が、陸梁を吊ってるって書いてあるので、ここでも「引張材」というのがイメージできますよね。
では、最後はトラスの問題を1問
平成27年度の二級建築士の問題からです。
※軸方向を決めてからどうぞ先を読み進めてくださいね。
・・・あっ、ゼロメンバー見えました(笑)?。
そうなんですっ!。
ゼロメンバーはあってもなくてもいい部材なので、消してしまうと次のゼロメンバーが見えることがあるんですっ!(ここ大事っ!)
あとは、変形を大きく見ると、Cは「引張材」ということがわかりますね。
まとめ
最後の問題は、ちょっと意地悪でしたか(笑)?。
ひっかかってしまった人は・・・。
【いつなる流】トラスの考え方
一度問題をどこか紙に書いて、ゼロメンバーを見つけたら消しゴムで消してみよう。そうすると次のゼロメンバーが見えてくることがあるよ♪。
ぜひ、サクラのようにゼロメンバー能力をつけてトラスに対する戦闘力をあげていきましょう!。
今のような問題が一級建築士でも出題されていますが、それは次の記事で説明していきますね。