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色彩連想ゲームでもしてみましょう。
という事で、「色彩連想」とは?
こうやって、色を見ると連想して思い浮かべることを色彩連想といい、人は色でイメージが出来るものもあるという事です。
例えば、標識では「赤」を示すと「禁止」や「危険」…「青」だと「進行」など、その色彩連想を用いながらJISの安全色(推奨値)が決められていますので、まずはその色をまとめていきますね。
赤
禁止・防火
黄赤
危険
黄
注意
緑
安全・避難・進行
青
指示
赤紫
放射能
実際に問題を解いてみましょう
平成29年度の一級建築士の問題を解いてみましょう。
あっ、もし良かったらもう一度上記に書いてある色のイメージを見直してから解いてみると強くイメージできるのでいいかも♪。
日本工業規格(JIS)の「安全色-一般事項」において、「緑」は、「安全状態」及び「進行」を表わしている。
「避難口のマークや青信号も緑色だもんね。」
緑が暗いところになると明るいところよりはっきり見えやすくなる現象ってなんていうんでしたっけ?
答え:〇〇〇〇〇現象
答えは、こちらの記事の中に↓
では、引き続き寸劇を(笑)。
とまあ、このように記憶の中での色彩は、実物よりも色彩の特徴が鮮やかになります。(イコール彩度が高い)
なので、サクラのように黄色が協調されて記憶される色の事を「記憶色」と言います。
では、「記憶色」の問題を解いてみましょう
一級建築士試験、平成26年度殻の出題です。
記憶色(記憶上の色彩)は、一般に、実際の色彩に比べて、彩度、明度ともに低くなる傾向がある。
「さっきのサクラとサクの会話を思い出してみてね♪」
まとめ
JISの安全色に関しては、こちらの6色に合わせて「黒」と「白」の全8色があり、平成30年4月にJIS改正があり、少し色合いが変わました。
その理由としては、先天異常や白内障などで色の見え方が一般色覚者と違う方にも、色の区別がしやすく配慮した「ユニバーサルデザインカラー」を取り入れています。
ぜひ、色彩連想を意識しながら公共施設などを実際にキョロキョロしてチェックしてみると面白いかもしれませんね。