令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。
目次
施工_№10(レベルA)
コンクリートに関する問題でした。
どの枝も「数値」が絡んでいたという事は、「数値」が怪しいってことだよなぁ~(笑)。
答えは、過去問題でした。
一級建築士試験の平成26年度の問題より
同一区画の打込み継続中における打重ね時間の限度については、外気温が25℃未満の場合、原則として、180分とする。
「打込み時間限度」にしてもこの問題のように「打重ね時間限度」にしても・・・180分はないですっ!。
って事で、この問題は誤りの枝です。
ただっ、きちんと正しい数値を覚えておかないとですねっ。
施工_№11(レベルA)
さっ、次の問題っ!と問題のページをめくると・・・。
ぎゃ~!。
・・・あっ、取り乱して・・・失礼しましたっ(笑)。
一級建築士試験では「初」かなぁ~?。
写真付きでの問題でしたっ!。
並べているものは、コンクリートの現場受入れ時に使用されたと思われる写真です。
もはや、何かの事件の現場検証っ(笑)。
どれどれっ、この写真を見て、おかしなところを見つけるって訳ねっ♪。
ちゃんと、最初の問題文も読んで・・・。
選択肢の枝を見る前に・・・違和感を感じ・・・選択枝を見て確信したって感じの問題でしたね。
こういう、謎めいた写真で怪しいところを見つける問題・・・嫌いじゃないです。
写真ではなく、解答枝は文章問題でもよく出てる内容でした。
一級建築士試験の平成23年度の問題より
空気量を4.5%と指定したレディーミクストコンクリートにおいて、受入れ時の空気量が5.8%であったので、合格とした。
普通コンクリートの空気量は、「4.5%」が標準。
そして、実測値との差の許容範囲は「±1.5%」。
って事は、5.8%は、許容範囲となるので、この問題は正しいということになりますね。
施工_№12(レベルA)
プレキャストコンクリートに関する問題でした。
なかなかの長文が並ぶ問題でしたが、間違えてるところは「3文字」。
じっくり試験時間もあるし、落ち着いて読むといいですね。
一級建築士試験の平成21年度の問題より
工事現場内においてバルコニー3床部材を平置きにより仮置きするに当たって、その台木の位置については、ひび割れや変形等が生じないように、部材の組立て後に壁部材により支持される位置からできるだけ離した。
う、・・・うんっ?。
・・・離しちゃったの?。
離しちゃうと、曲げ応力が大きくなるのであまりよろしくないんだけど・・・。
てな事でこの問題、「離した」の3文字が誤っていたということですね
施工_№13(レベルB)
鉄骨工事に関する問題でした。
この問題は・・・消去法でいけたかなぁ~、どうかなぁ~。
ちょっと1枝なんですが、???ってなったのは私だけかな?。
解答枝となったのは、新規問題だったんです。
しかも、数値っ。
そして、それはミリ単位の話し。
なかなか、シビアなとこついてくるけど大切なことだから仕方ないねっ。
参考までに書いておきます。
【鉄骨精度検査基準】(JASS6より)
柱の長さの管理許容差は、長さ10m未満の場合は±3mm、10m以上で±4mmとする。
施工_№14(レベルA)
もう1問、鉄骨工事からの問題。
こちらは、4枝とも数値が含まれているで誤っている部分は数値なんだろうなぁ~っと思いながら読んでいると・・・やっぱり数値かぁ~。
一級建築士試験の平成15年度の問題より
組立て溶接の最小ビード長さは、板厚が6mmを超える場合、30mmとした。
6mm以下だったら、30mm以上でいいんだけど、板厚が6mmを超える時は40mm以上とし、特にショートビードとならないようにしなきゃいけないので、この問題は誤りの枝となります。
施工_№15(レベルA)
木工事に関する問題でした。
解答枝の問題は、最近では二級建築士でも一級建築士でも出題されている問題なので、キチンと正確な数値と周辺知識を入れておかないと、これからも出題される可能性ありですね。
一級建築士試験の平成27年度の問題より
構造用合板等の面材を併用しない耐力壁において、壁倍率2.0に適合させるために、30mm×90mm(柱三割)の木材を片筋かいとし、その端部を筋かいプレートBP-2で柱と土台に緊結した。
ん~っ、ひとことで言ってしまえば・・・プレートはこれじゃないんだなぁ~。
一応、誤りの枝なんですが、こちらはまた別ブログで書かないといけない内容ですね。
とまぁ、とりとめのない分析ですが(笑)、今回はここまでで。