施工

令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(施工№05~№09)

本試験分析施工2

令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

本試験分析プロローグ
令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした これから先の記事を読む前の注意点 勝手に解いているだけなので...

※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。

さっ、今回からは、工事内容に入っていきます

施工_№05(レベルA)

地盤調査に関する問題に関する問題でした。

一番最初の枝は、???っとなったけど解答枝がしっかりと見えた問題でした。

一級建築士試験の平成25年度の問題より

標準貫入試験の結果から得られたN値により、粘性土の地盤の内部摩擦角や相対密度を推定した。

砂質土だったら、結構N値から色んなことがわかるんだけど、粘性土はねぇ~柔らかいか硬いかくらいしか・・・って言ったら言いすぎだけどあんまりわからないんです。

なので、この枝は誤りの問題となります。

施工_№06(レベルB)

山留めに関する問題でした。

この問題は、どうだっただろう・・・。

???っとなる枝も入っているのと、解答枝は・・・記憶では、ずいぶんと前の過去問題からの出題だったかなぁ~っと思い、こちらの問題を載せておきます。

一級建築士試験の平成7年度の問題より

透水性のわるい山砂及び粘土質の場合、埋戻しは、まき出し厚さ1m程度ごとにローラー、ランマー等で締め固めながら行う。

こちらは誤りの枝なんですが、実際にはどれだけの厚みごとに締め固めをするのか・・・。

ちゃんとした数値を覚えておかないといけないんです。

きっとどの資格学校のテキストにも書いてあるかと思いますが、正確には30cmです。

施工_№07(レベルB)

地業工事の中でもよく出てくるセメントミルク工法の扱いに関する問題が解答枝でした。

よく出てくるけど、ここは新規問題だったのかなぁ~。

どっかで出題されたかもですが・・・記憶になく・・・。

消去法でも、ちょっと考えさせられる問題でした。

内容としては、セメントミルク工法の建て込み後の養生期間だったのですが、正しい知識としては、杭は建込み後、杭芯に合せて保持し7日程度養生を行います。

試験での出題では、養生期間は3日間・・・。

3日間は・・・さすがにちょっと短いかぁ~っという感じでしたね。

施工_№08(レベルA)

鉄筋工事の継手位置に関する問題でした。

しかもイラスト付きで。

色々と思い当たる類似問題があるんですが、どの問題が似ているかなぁ~っと考えると、二級建築士試験の平成29年度に出題されたイラスト付きの問題が似ているかなぁ~。

いやっ、むしろ二級建築士の平成29年度の問題の方が難易度は高い気がしますっ。

鉄筋の継手位置がイラストで出題されているので、イメージも付きやすいし基本的な問題だったで、今回は「施工」で出題されたのですが、一級建築士試験では「構造」でも出題されますので、しっかりと覚えておかないといけない内容の問題でした。

施工_№09(レベルA)

型枠工事の問題でした。

どれも過去問題レベルだったんですが、これまたどの枝も数値が書いてあって、どこかの数値が違うんだろうなぁ~っと、パッとみた感じ思ってしまう問題っ。

ここで、かまえちゃうとどれも怪しく思えちゃうので、やっぱり正確な数値を覚えておかないといけないですね。

一級建築士試験の平成24年度の問題より

コンクリート打放し仕上げ以外の場合に使用するせき板の材料及び厚さについては、特記がなかったので、「合板の日本農林規格」の「コンクリート型枠用合板の規格」によるB-C品とし、厚さを9mmとした。

特記がない場合は、12mmとするので9mmは、誤りの枝となります。

mmかぁ~。

たった3mmですが、建築の施工の世界ではミリ単位で定められている事も多いので、しっかりとした数値を覚えておかないといけないんですね。

今回のこの3mm差の問題よりもさらに差が小さい問題が、まだこの後に控えています。

建築物ってとてつもなく大きいのに、こういうミリ単位の内容もしっかりと定められているものって、なんか不思議だけど、こうやって建築物の品質が守られているんですねっ。

納得