令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。
さっ、今回からやっとです・・・やっと、最後の施工の科目へと入っていきます。
目次
施工_№01(レベルA)
最初の1問目の問題っ。
管理業務がくるか施工計画がくるか・・・。
・・・施工計画かぁ~!。
しかも長文だらけのオール3行の問題は、今回は25問中2問っ。
いやぁ~、最初っからかましてくるなぁ~(笑)。
なんて言うのが、率直な感想っ。
どれどれっ?と、この問題はイメージしながら読んでいかないと・・・。
あったぁ~!最後の枝が答えやん~♪。
ってな事で、解答枝は過去問題レベルでした。
一級建築士試験の平成27年度の問題より
契約書の規定に基づく条件変更等により、実施工程表を変更する必要が生じたので、施工の進捗に支障がないよう、当該変更部分の施工と並行して変更された実施工程表の提出を受け承認した。
えっ!?
監理者の承諾をまだ受けていないのに、変更部分の施工をしちゃうなんてヤバいやんっ!。
てことで、この問題は誤りの問題となります。
本試験もこの問題と極似でしたので、「やばっ!」と思えて答えられていたらいいですねっ。
施工_№02(レベルA)
今回は、主任者の問題でした。
どんな工事にどんな名前の主任者が要するのか・・・その辺りをしっかりと覚えておかないとですねっ♪。
こちらも、さきほどの問題と同じ平成27年度から。
一級建築士試験の平成27年度の問題より
山留め支保工の切ばり及び腹起しの取付けについては、「地山の掘削作業主任者」を選任し、その者に作業の方法を決定させるとともに作業を直接指揮させなければならない。
「地山の掘削作業主任者」さんねぇ~。
この人に、作業の決定とか指揮を委ねても・・・「えっ?・・・オレぇ~?」ってなってしまいますよ。
頼んだ人、間違えていますのでこの問題は、誤りの枝となります。
正解はなんですが、地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから、土止め支保工作業主任者を選任することになります。
・・・なんか、文字を並べるとややこしいなぁ~。
山留め支保工関係は、地山の掘削さんではないということですね。
施工_№03(レベルA)
材料管理に関する問題でした。
こちらの問題は、消去法でも解けたかもだけど解答枝の類似の過去問題を載せておきますね。
一級建築士試験の平成27年度の問題より
セメントミルク工法による既成コンクリート杭工事において、アースオーガーの支持地盤への到達については、アースオーガーの駆動用電動機の電流値の変化及びオーガーの先端に付着した排出土と土質標本との照合により確認した。
こちらは、「正しい枝」となります。
うんうんっ、確認したらいいよねぇ~。
既成コンクリート杭って、めちゃめちゃ大きいんですっ。
1本1本が大事だから、確認は「全数」確認が必要ですね。
今回の本試験では「過半数」っとなっていて誤りの枝となっていた訳なんです。
施工_№04(レベルA)
どの届け出を「誰が」「誰に」「いつ」出すのかって問題です。
こちらの解答枝も平成19年度と平成23年度に出題されているんだけど、どちらも誤りの枝となって出題されていて、3度目の正直(!?)も叶わず、今回も誤りの枝で出題されていました。
一級建築士試験の平成23年度の問題より
吹付け石綿が使用されている建築物の解体に先立ち、「特定粉じん排出等作業実施届出書」を、労働基準監督署長あてに提出した。
この書類は、「労働基準監督署長」ではなく「都道府県知事」が正解です。
まっ、ここぞっという大事な書類は「都道府県知事」への提出が多いんですけどねっ。