令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。
さっ、今回から各種構造が1問、そして耐震設計に入っていきます。
目次
構造_№27(レベルA)
今回は、木材に関する問題でした。
この解答枝なんですが、二級建築士でも一級建築士でもおなじみの問題っ。
平成22年度では、二級建築士でも一級建築士でも同時に出題されていた枝なんで、その時の問題を2問載せてしまいます。
一級建築士試験の平成22年度の問題より
含水率が繊維飽和点以下の木材において、乾燥収縮率の大小関係は、年輪の接線方向>半径方向>繊維方向である。
こちらは正しい枝です。
で、続いては・・・。
二級建築士試験の平成22年度の問題より
木材の乾燥収縮率の大小関係は、繊維方向>年輪の半径方向>年輪の接線(円周)方向である。
この辺りの木材の大小関係の覚え方は、ちょっとしたコツがあるんですが、また別ブログで書いちゃいますねっ。
構造_№28(レベルA)
いやぁ~、今年の問題はこれで3問目っ!。
何がかと言うと・・・。
(たいていのものは)「比は小さいほどいいことがある説」
この説だけ知っていれば、3点取れるってすごくないです?。
・・・っと同意を求めたくなるくらい、よく出てたなぁ~っと思って(笑)。
その上、今回の問題も過去問題レベル。
一級建築士試験の平成28年度の問題より
コンクリートの中性化速度は、水セメント比が小さいほど大きい。
構造_№29(レベルA)
鋼材に関する問題でした。
少し、んっ?となるような枝もあったけど、なんとか問題に向き合って解いたら大丈夫だった・・・かな?。
どの過去問題がいいかなぁ~っと迷ったので2問載せておきますね。
一級建築士試験の平成21年度の問題より
SN490材の許容引張応力度は、板厚の影響を受けないので、板厚25mmと50mmとでは同じ値である。
一級建築士試験の平成29年度の問題より
板厚40mm以下の建築構造用圧延材SN400Bにおいて、基準強度F及び短期許容引張応力度は、235N/㎟である。
構造_№29(レベルA)
さっ、いよいよこれで構造の問題のラストになります。
最後の問題は、なんというか・・・構造の集大成のような問題でした。
構造寄りの倫理のような問題っ。
建築物が崩壊してしまったら危険ですもんね。
つまりは、最終的には人命の保護という大変なお仕事なんですもんね。
最後の最後にどの過去問題を参照にしようかと思いましたが、該当するものが思いつきませんでした。
新規問題ばかりだったので、レベルC・・・いやいや、レベルBくらいにしようかと思いましたが、正答率はどんな感じかわかりませんが、気持ちで解いていってほしいなぁ~っという思いでレベルAとさせていただきました。
さっ、ラストは施工の分析を書いていきますね。