構造

令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(№23~№26)

本試験分析構造5

令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

本試験分析プロローグ
令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした これから先の記事を読む前の注意点 勝手に解いているだけなので...

※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。

さっ、今回から各種構造が1問、そして耐震設計に入っていきます。

構造_№23(レベルB)

正直、この問題は迷ってしまった。

しっかりとこれは解答枝ではないなぁ~っと言うのが1問消せたくらい。

ただ、独特の解き方をすると2択まで絞れてよくよく読み解いてなんとかかんとか正解した感じだなぁ~。

建築士法

解答枝の話しをすると、近年・・・って言うか、4年毎に出題される「合成梁」の問題。

それぞれが違う切り口での出題だから・・・ん~っ・・そういう問題も嫌いではないっ(※いつなるサイト調べ)。

そもそも「合成梁」ってなんだろぉ~っと想像はできないといけないけどねっ。

「合成の梁」だから、昔流行った「ペンパイナッポーアッポーペン」みたいなもんかなっ。

真面目に書くと、スラブと鉄骨梁をシアコネクターで接合したものです。

一級建築士試験の平成21年度の問題より

鉄骨造の多層骨組の建築物において、床を鉄筋コンクリートとした場合には、一般に、各骨組に水平力を伝達するために、床スラブとこれを支持する鉄骨梁をシアコネクター等で緊結する必要がある。

これは、正しい枝です。

本試験では、よくクイズ番組である「~を合成梁といいますが、では・・・」みたいな問題になっていました。

ぜひ、本試験の問題をチェックしてみてくださいね。

構造_№24(レベルB)

ここからの問題は3問1セットで「免震構造」「制振構造」「耐震構造」の問題へと続きます。

やっぱり地震大国の日本では・・・これからもこの辺りの問題は、たっぷりと出てくるんでしょうね。

少し悩ましい枝があるので、レベルはBとさせてもらいました。

一級建築士試験の平成23年度の問題より

積層ゴムアイソレータを用いた免振構造は、地震時において、建築物の固有周期を短くすることにより、建築物に作用する地震力(応答加速度)を小さくすることができる。

ん・・・?。

免振構造なのに・・・固有周期が短い・・・?。

てな訳で、この枝は、固有周期が長くなるので、応答加速度が小さくなるのが正解なので、誤りの枝となります。

構造_№25(レベルA)

お次は、制振構造のダンパーに関する問題が解答枝。

こちらも過去問題レベルになるかなぁ~。

この辺りの話しは、ちゃんとひとつの記事にしたいと思います。

一級建築士試験の平成27年度の問題より

せん断パネルは鋼材ダンパーとして架構に設置する制振構造は、原則として、せん断パネルは降伏しないように設計しなければならない。

これは、誤りの枝となります。

せん断パネルよ・・・お前が頑張ってどうする・・・。

せん断パネルは、地震が来た時に降伏して地震力を吸収するのが役割だろうが・・・。

グニャっとなったとしても、そこだけ交換可能してあるんだから修復が簡単なんだよ・・・。

構造_№26(レベルB)

最後は、耐震設計に関する問題。

消去法が良かったかなぁ~っとも思ったので、レベルはB。

この解答枝は、過去問題ではどれが近いかなぁ~っと探してみたけど「コレコレ!」っというのがなくて、あえてのこれっ!。

一級建築士試験の平成30年度の問題より

鉄筋コンクリート造の多層多スパンラーメン架構の建築物の1スパンに連層耐力壁部分に設ける場合、連層耐力壁の浮上りに対する抵抗力を高めるためには、架構内の中央部分に設けるより、最外端部に設けるほうが有効である。

この問題は誤りの枝なんです。

本当は、詳しく書いた方がいいんだろうけど・・・簡単に書くっ(笑)。

浮き上がりを抵抗するには連層耐力壁が外側より、中央の方がいいんだよなぁ~。

もっと、簡単に書いて人間に例えると、体の中央の体幹を鍛えるといいよ♪・・・みたいななそんな感じかなっ(笑)。

さっ、構造も残り4問っ。

あと1ブログでなんとか終わりそうです。