コラム

2020年の一級建築士の試験の難易度はどうなるの?

2020学科難易度予想

2020年の一級建築士の難易度は?

この質問、よくされます。

本当ぉ~によくされます。

で、こんな質問が昨日ありました。

「今年度は、学科試験の難易度が大きく下がりました。来年度はどうなると予想されていますか?」

返事はすぐにすることができたのですが、素気ない返事になるのでブログで書くねっと返事しました。

先に結論を書いておきますっ!。

「わからんっ!」

「以上っ!」

理由としては・・・。

そもそも、私は占い師でもなければ予言者でもないからっ(笑)。

学科試験難易度

「今年度(令和元年)は、学科試験の難易度が大きく下がりました」っと言う部分については、確かに否めないとは思います。

令和元年度の学科試験を受けて残念だった方にとっては、難易度は高いと感じたかと思われますが、個人の印象は違うと思います。

あくまでもデータ上の話しをさせていただくと、平成21年度から一級建築士は今のような試験科目になりました。

つまり、5教科で125点満点ねっ。

その前は、4教科で100点満点時代があったんです。

21年度の現在の試験科目になってからの合格率を参考にすると、約11年間・・・。

学科合格率が20%台になった年はないっ!。

もっと言うと、平成の時代に20%になった年は、今年も入れて3度だけっ!。

学科の合格率が10%ジャストって言う年も2回もあったんだから、そう言う意味では令和元年の学科の合格率は、10%の年よりも2倍以上の人が次のステージ(製図試験)に行けたのだから、難易度は下がっていると言えるかと思います。

でっ、本題の来年の2020年のオリンピックイヤーの一級建築士の学科の試験の難易度は?。

「わからんっ!」と結論付けたのは、正しくは「難しいかもしれないし、簡単かも知れない」っと思っています。

この結論のない内容をブログにしようと思って書いている自分もすごいなぁ~っと思いつつ、両面から見た内容を書いていきますねっ(笑)。

そして、ここから大切な内容っ。

学科試験において、難易度が高い低いは、私個人の感じ方で書いていきますっ。

そうではない難易度は?・・・これは最後に書いていきますねっ。

2020年度の一級建築士の学科試験の難易度に関わる要因

ここからの要因を読んで、難易度が上がるか下がるかはご自身で予想してくださいねっ。

若い一級建築士を増やしたいと国が思っている

2020年度からの試験で受験資格が変わり、実務経験がない人が一級建築士の学科試験にチャレンジすることができます。

その背景には、現在の一級建築士の年齢っ!。

ちゃんと調べた訳ではないので正確な数値はわかってないのですが、恐らく50歳後半ではないかなぁ~。

そこでっ、若いフレッシュな一級建築士の獲得という事での受験資格の改正を考えると、学科合格率は上がるのかなっとも思われます。

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難易度を下げて一級建築士の質を下げたくない

そうかと思えば、やはり一級建築士は国家資格っ!。

そうそう簡単にはイージーモードではないかと考えられますので、合格率はやはり10%台にしていくのではないでしょうか?。

学科の合格率が上がった年の翌年は下がる

この5教科になったのは、平成21年度からなんですが、その時に国土交通省って・・・。

各科目は過半の得点、総得点は概ね90点程度を基本的な水準として想定

平成21年度、新基準になってからの学科試験で「96点」を獲得した知り合いがいてて、「90点」が水準だから、合格だろうと抱き合って泣いて喜んだんです。

でも、しばらくして・・・。

あれれ・・・90点だとものすごい数の人が合格してくるぞ・・・。

っと、思い出して・・・でもあくまでも90点が水準だから、なんぼなんでも大丈夫だろうと思っていたら・・・「97点」の19.6%。

振動障害

そしたらさぁ~、気を取り直して来年の勉強する訳やんっ!。

96点であかんねんやったら100点取る勢いで勉強する訳やんっ!。

そして、翌年の平成22年度。

学科試験の感想は・・・やばいっ!、知らない問題多いやんっ!とうなだれて帰ってくる人多かったですっ。

もちろん、すでに午前中の計画・環境の20問しかない科目で足切りも・・・。

でっ、発表された合格点は「87点」。

全体の15.1%に相当する点数なんでその前の19.6%、「うわぁ~、厳しぃ~!!」っと感じるかも知れませんが、15.1%は、2年前の平成20年度と変わりない合格率なんで、特別厳しい年でもないかと思われます。

学科の合格率が上がった年の翌年も上がる

という事は、2020年度の学科合格点は下がるのかなぁ~っと思えば、それはそれで言い切れないんですっ。

その該当年度は、「平成16年」。

すごくはっきりと覚えていますっ!。

ボランティアで20人ほどの友達である一級建築士を受験する仲間の勉強会のしてた年ですから。

20人全員、合格基準点に達したかと思うくらいの点数でしたっ♪。

地元の人ばかりだったので、みんなが通っていた資格学校は急遽、外部教室を借りてクラスを作ったくらいでした(笑)。

・・・厳密には後日発表された合格基準点で2人ダメだったんですけどね・・・。

その時に、私も問題を解いてみたんですが、イージーモードでした(学科合格率25%)

そして、翌年はここまでは簡単にならないだろうと思っていた「平成17年度」。

この年も学科合格率は、「25%」

嬉し泣き

よっしゃ~!。

ここから学科合格率「25%」時代の到来、つまり4人にひとり受かるやん~っと喜んでいた訳なんですよ・・・。

ところが・・・。

あかんっ、いざ書き始めたらどんどん書きたいことが出てきて、長文になってしまうやんっ!。

続きは、後日書くことにしますので今回は、ここまで。