↑このアイキャッチ何に見えます?
唐突にクイズですっ!この超シンプルなアイキャッチ(ブログのタイトルの画像)って、何に見えます?…特に女子っ♪
わからなかった人は、もう1枚の関連画像を。
ここから想像できるウサギちゃんの名前…あっ…。
そうやなぁ~、これらのヒントでディック・ブルーナ氏のウサギのミッフィーが想像できてもらえたら嬉しいです。
あっ、最初に書いておきますが、ミッフィーに関しては建築士の試験には、直接は出題されていません。
ミッフィーの生みの親のディック・ブルーナ氏は、オランダ生まれのグラフィックデザイナーそして、絵本作家。
なんだかんだあって(ここはあんまり建築士試験には関係ないので)、オランダの雑誌「デ・ステイル」の影響を受けることになって上記のようなカラー、「ブルーノカラー」が誕生することになります。
って、事で前置きは長かったですが、今回は「デ・ステイル」について書いてみますね。
デ・ステイルとは?
オランダの雑誌とも書きましたが、「デ・ステイル」とはグループの名前でもあるんです。理念としては、明確な幾何学形態や空間を実現しようとする新造形主義。
あまりこのジャンルに詳しくない人は???ってなってしまうけど、メンバーのひとりであるピエト・モンドリアンの「コンポジション」と作品をまずはチェックしてみてください。
あぁ~!ってなってもらえたらいいんですが…まだここも試験には出ていません(苦笑)。
ただこの絵画のポイントは、水平・垂直の直線と三原色から成る作風ですね。ここは要チェックです。
ただ、そのグループのリーダは、「絵画より建築」に取り入れ、垂直と水平そして対角線を導入した要素主義(エレメンタリズム)を主張していき、その「デ・ステイル」の構成原理に基づいた住宅が一級建築士試験では、出題されています。
やっと本題(笑)。
ミッフィーのイメージも「デ・ステイル」のイメージもなんとなく付きましたでしょうか。
メンバーのひとりである、ヘリット・トーマス・リートフェルトの作品の「シュレーダー邸」をチェックしてみましょう。
「ミッフィー」っぽいとこや、「デ・ステイル」っぽいところが確認できましたでしょうか?
一級建築士では、何度か出題されたことがあります。
また、一級建築士の平成29年度では間取りについての問題も出題されていますので、こちらも合わせて覚えてしまいましょう。
シュレーダー邸(ヘリット・トーマス・リートフェルト)は、建具や家具による住空間づくりに特徴があり、2階は一つの広い空間として使用することも、また可動の間仕切りにより、小さく区分けすることもできる。
「可動の間仕切りと言うのがポイントかなっ♪」
まとめ
実は、「デ・ステイル」って何となく覚えにくいなぁ~っと思っていたんです。
でもねっ、オランダ語では「デ・ステイル」だけど、英語では「THE STYLE」、そして日本語では「様式」と言う意味なんです。
「THE STYLE」の「ザ・スタイル」が訛ったら、「デ・ステイル」くらいになるんかなぁ~って言うくらいの気持ちで覚えると覚えやすいかしら(笑)。