目次
スタッド溶接の続きです
前回の記事の続きです。
さっ、いよいよスタッド溶接をするぞぉ~っ!っという時の話しから。
その前にっ!。
施工を始める前に「ホンマにスタッド溶接をしていいかなぁ~・・・」っと、自信を持てるように検査をしましょう。
「施工開始前」の検査についての注意点です。
施工開始「前」の検査
(用意するもの)
実際の工事に使用する鋼材と同等のものに2本溶接したもの
こちらを使って大きく分けて色々と検査をしていきましょうねっ♪。
外観検査
変わったところがないかじぃ~っとみつめましょ♪。
(この辺は、たぶん試験に出題されたことないので細かいことはテキストなどを確認してね。)
精度確認
- スタッドの仕上がり高さ・・・設計寸法の±2mm以内
- 傾き・・・5度以下
他にもあるけど、試験で出題されたことのある内容だけを書いています。前回の記事の動画の中でも触れていますので良かったらチェックしてみてくださいね(1分56秒あたり)
打撃曲げ検査
たたきますっ!。
たたきますっ!。
たたきますっ!。
もういっちょ・・・たたきますっ!
・・・ふぅ~、疲れたぁ~。(↑30度くらい曲がったイメージw)
たたいてもたたいても溶接部に欠陥が発生しないことを確認します。
この後の「施工後」よりも必要以上にたたきますっ!。
どうせ、試し打ちなんだから・・・。
っと、いう事でたたく角度は・・・30度っ!。
その他引張検査・マクロ検査など
曲げるだけではなく、引張ってみたり、外観検査をしてみたり・・・また目で見えない細かいところをみたりっということで、「引張検査」や「マクロ検査」だったり・・・。
(※二級建築士はこの辺りが出てくるので、後日問題を追記しておきますねっ。)
こちらも前回の記事の動画でもチェックしてみてね♪(1分32秒あたり)
これでもかぁ~っと、色々と検査して・・・。
よしっ、ここまで施工前で確認したら、あとは本番っ!。
「スタッド溶接」開始っ!。
そして、無事にスタッド溶接が終わったら・・・。
ちゃんとできてるかなぁ~・・・っと、ちゃんと「施工後」の検査をしましょ♪。
施工後の検査
さっ、たくさんスタッド溶接したことだと思います。
100本を1ロットとするか、主要部材1個に溶接した本数の少ない方を1ロットとして検査をしましょうね。
外観検査をしてみたり、寸法検査をしてみたり・・・そして・・・。
たたきますっ!。
たたきますっ!。
たたき・・・おっと、あんまりたたいたら実際に使うものなんでそのくらいにっ。
施工後の検査は、「15度打撃曲げ検査」です。
15度打撃曲げ検査の判定
どんな検査をするか・・・実際に出題された一級建築士試験の平成17年度の問題です。
スタッド溶接の施工後の打撃曲げ検査において、溶接部に割れが生じた場合、さらに同一ロットから2本のスタッドを検査し、2本とも合格したので、そのロットについては合格とした。
実際に出題された一級建築士試験の平成14年度の問題です。
スタッド溶接の打撃曲げ検査によって15度まで曲げたスタッドについては、欠陥が発生しなかったので、そのまま使用した。
まとめ
今回のまとめはひとことイラストで表すと・・・。
寸法確認(精度確認)・・・5度
施工開始前の検査・・・30度
施工開始後の検査・・・15度
イラストを載せたかっただけやし・・・余計わからんわぁ~!・・・のツッコミしないでくださいねっ(笑)。