目次
一級建築士で出題された内容ですが・・・。
二級建築士では、出題されたことはない内容ですが試験とは関係なく「へぇ~♪」っと知っていてもいい内容ですので、良かったら読んでみてくださいね。
とある病院にて
カナダの精神科医のハンフリー・オズモンドは、自身の病院の待合室で座っている患者さんを観察して思いました。
コミュニケーションを活発にするものと抑制するレイアウトがあるんじゃないかと。
今回の記事は、そんな環境における心理的なお話しとなります。
座席配置とコミュニケーション
「少し、膝を突き合わせてじっくりと打ち合わせをしませんか?」って・・・言ったこととか言われたことないですか・・・あんまり最近はそんなん言わんかなぁ~。
例えば、じっくりと相談ごとを話す時に、居酒屋とかカフェとかで話しをする時って向かい合わせとかで話す方が話しやすいですよね。
向かい合わせりももっと親密的なのが、カップルにあえて”バ”を付けたいくらい(羨ましいからですよぉ~)の、わざわざ横に座ったり、カウンター席で隣通しで座って会話をする位置が一番、親密なんじゃないかなぁ~♪。
そう言った座席配置をすることで、人の交流が活発になるだろうなぁ~っと考えられるレイアウトを「ソシオペタル」・・・。
・・・「ソシオペタル」・・・。
ソシオ・・・ペタッ💛・・となっている関係っと覚えたらいいのかなぁ~(笑)。
「ソシオペタル」はスペイン語のようですが、とりあえず「ペタッ」っとだけ覚えていたらいいと思いますよ(笑)。
では、実際の問題をやってみましょう(1)
平成26年度の一級建築士の問題です。
図のような6人掛けの長方形の机に2人の人間が着席している場合の位置関係について、最もソシオペタルな状況を示すものは、次のうちどれか。なお、図中の矢印は、人間の顔の向きを示したものである。
では、次の用語を覚えましょう!
あえてコミュニケーションを取りたくない時・・・つまり干渉されたくない時ってないです?。
例えば、病院や駅の待合とか・・・そうそう、大型スーパーのところどころにある休憩するところとか。
このようなレイアウトを「ソシオフーガル」・・・。
・・・ソシオフーガル・・・。
ソシオフー・・・ガルゥ~!・・・。
いやいや・・・そんな威嚇はしてないですが、あくまでも覚え方ねっ(笑)。
ソシオ・・・フンッ・・・ガルって覚えてもいいかも。
お互いの顔が見えないようなレイアウトだからねっ♪。
では、実際の問題をやってみましょう(2)
平成25年度の一級建築士の問題です。
ソシオフーガルは、複数の人間が集まったときに、知らない人間同士が異なる方向に顔を向けているような状態をいう。
建築士試験では出題されていませんが・・・。
ソシオペタッルとソシオフーガルゥはきっとイメージ出来ましたよねっ♪。
一応、その中間のレイアウトって言うのもあるんです。
要は向き合ってペタッてもないし、お互いにそっぽを向いてガルッてもないような状態。
つまり、片方は相手を見ているけど、もう片方は相手を見ていない状態のいわゆる片想い状態のレイアウトですね(笑)。
教室とかがそうですね。
このようなレイアウトを「ソシオヘロタル」と呼びます。
まとめ
- 向き合っているのが・・・ソシオペタル
- そっぽ向いているのが・・・ソシオフーガル
- 片想い状態が・・・ソシオヘロタル
おまけ
合コンに行くことがあれば、いきなりの超ソシオペタルを狙うのが恥ずかしい方は、お目当ての方がいれば、「右斜め前」に座るのがいいと思います(笑)。
人間の目は、どうしても左から右に流していく習慣があるようで、一番右に座っているアナタに目が止まることだと思いますし、緊張しないで話しも出来るし目も合いやすいのではないかなぁ~(笑)。