目次
最初に
令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
※本試験の問題は差し控えさせていただきますね。
さっ、今回から構造に入っていきますね。
※力学についてはだいぶ省略していますが・・・(ごめんっ)。
構造_№01(レベルB)
どうだろうなぁ~・・・出来たかなぁ~。
平成6年と平成16年と出題されていた問題だったんですが・・・令和元年で出たかぁ~!。
・・・出ましたかぁ~。
やっぱり力学は過去問題を出来るだけ練習しておくのがいいんだろうなぁ~。
構造_№02(レベルA)
たわみの問題でした。
平成26年度は、2つの材の比の問題だったけど、3つの材の比の問題だったんです。
どうしてこうも力学って、本試験では1問につき1ページを大きく使って、威圧的なんだろぉ~(笑)。
・・・あっ、そうかやっぱり計算せなあかんから余白はいるんでしょうね。
構造_№03(レベルA)
平成25年度の類似問題ですね♪。
力学が苦手な方でも・・・いくら解説がややこしくてもどうやって解答に導くか練習しておけば、数字が変わっただけなら解くことが出来るからなぁ~。
うんっ、頑張っていこぉ~♪。
構造_№04(レベルA)
平成21年度の簡単版って感じかなっ。
これも同様っ、解説はややこしいけど意味はわからずでも解き方さえわかれば解けるんよなあ~。
きっと、この問題は正答率は高かったと思います。
構造_№05(レベルA)
はいっ、安定のトラス問題っ。
一級では、最近それこそ安定の「斜材」。
30度の三角比を使って解くんですが・・・出来たかなぁ~?。
トラスは絶対に出題されるからなぁ~、捨て問題にしちゃうともったいないっ。
構造_№06(レベルA)
「静定構造物はどぉ~れだっ?」て問題でした。
よく力学を教える時って、まずは判別式を使って「静定構造物」か「不静定構造物」を判別するところから教えるんです。
この式って大事だと思うんですね。
以前のブログに少し触れているけど・・・もっと詳しく書いておけば良かったぁ~(泣)。
実際にその判別式を使った問題も、ひと昔前は二級建築士でも一級建築士でもよく出題されていたんです。
一番新しい問題では、平成20年度に出題されていたので、その問題の類似問題となります。
さっ、これで問題も載せていない今年受験していない人にとっては訳のわからない分析は終わって、ここからは文章問題へ。
構造_№07(レベルA)
風圧力の問題でした。
最近の台風は、結構すごいレベルだからなぁ~。
「地震、雷、火事、親父(おやじ)」って世の中の怖い順に並べた言葉・・・聞いたことありません?。
確かに、「親父(おやじ)」も怖いけど・・・いやっ、今は怖くない人もいるかぁ~(笑)る
この「おやじ」って本当は、パパと言う意味ではなくて「山嵐(やまじ)」って言葉が語源になっているとかいないとか・・・。
だから、実際は「地震、雷、火事、台風」ってこと(らしい)ですよ。
建築士の勉強もこの辺りのことを勉強するので、意外と大切な言葉だけど・・・話がそれてしまいましたっ(笑)。
さっ、どの枝も過去問題レベルとなってるから正答率どうだったかなぁ~♪。
一級建築士試験の平成17年度の問題より
単位面積当たりの風圧力については、一般に、「外装材に用いる風圧力」より「構造骨組に用いる風圧力」のほうが小さい。
剛性骨組の方が「ドン」っと受け止めてくれるから(作用面積)、単位面積当たりの風圧力は小さくなるので、こちらは正しい枝となります。
構造_№08(レベルA)
荷重及び外力の問題でした。
ぶっちゃけ手前で、んっ?となった枝があったのですが(笑)、解答の枝が明らかに違ってたから、見つけれたっ♪。
一級建築士試験の平成20年度の問題より
店舗の売場に連絡する廊下の床の構造計算に用いる積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、店舗の売り場の床の積載荷重を用いることができる。
こちらの枝は誤りの枝ですね。
この問題で「んっ?」と思わず考えてしまった枝も、平成20年度の問題で一緒に出題されていました。
問題の作成者さんの優しさ(!?)を感じた問題でした。
構造_№09(レベルA)
木造軸組みに関する問題でした。
ほんとっ、どの科目においても「木」はよく出るようになったなぁ~。
今年度だったら・・・。
- 計画の15番・・・木材を活用した建築物
- 法規の13番・・・木造の軸組計算
- 施工の15番・・・木工事の解答枝は軸組工法
今回の問題も法規の13番をしっかりと理解しながら解くことが出来れば大丈夫だったのではないでしょうか。
少し前の過去問題にも出題されていたのですが、法規の計算問題内容が文章化されたような問題でした。
一級建築士試験の平成14年度の問題より
平面が長方形の建築物において、耐力壁の必要壁量(所要有効長さ)が地震力により決定される場合、はり間方向及びけた行方向の耐力壁の必要壁量は、同じ値となります。
風圧力は、見付面積なので、はり間方向と桁行方向とでは異なる値になるけど、地震力は床面積なので、同じ数値となるので、この枝は正しい枝となります。
構造_№10(レベルA)
さっ、本試験の問題のページをめくって次の問題・・・にとっ。
また、木造軸組工法かぁ~いっ!。
まっ、最近は2問ずつだからわかってたけど(笑)。
木造の実務をしている人にとっては、結構解きやすい問題だろうなぁ~。
ってか、二級建築士試験とこの辺りはよく同じ問題が出ているなぁ~っとつくづく思ってしまいます。
一級建築士試験でも過去問題レベルですが(平成16年度)、あえての二級建築士試験の問題を載せておきます。
二級建築士試験の平成23年度の問題より
圧縮力を負担する筋かいとして、幅90mmの木材を使用する場合、その厚さは15mm以上とする。
圧縮材って、言葉の通り材を圧縮するからさぁ~、ちょっと15mmじゃあ頼りない感じがしないっ(笑)?。
実際は、圧縮材として使えるのは厚さ30mm×幅90mm以上からとなりますので、誤りの枝となります。
よしっ、今回はここまでで。
続きは、また近々アップしますねっ。