環境設備

令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(環境設備_02)

令和元年本試験分析環境設備2

最初に

令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

本試験分析プロローグ
令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした これから先の記事を読む前の注意点 勝手に解いているだけなので...

※本試験の問題は差し控えさせていただきますね

環境設備_№08(レベルA)

色彩に関する問題でした。

他の枝も過去問ベースだったので、全部合ってるのでは???なぁ~んてなった人もいるかなぁ~っていう感覚ですが、いかがでしたでしょうか。

一級建築士試験の平成18年度の問題より

JISの物体色における有彩色の系統色名は、一般に、基本色名に「有彩色の明度・彩度に関する修飾語」と「色相に関する修飾語」を付けて示す。

要は・・・。

  1. 基本色名
  2. 有彩色の明度・彩度に関する修飾語
  3. 色相に関する修飾語

この3つで成り立っているという事ですね。

環境設備_№09(レベルA)

音響に関する問題でした。

んっ?、何か新しい用語が出てきたぞぉ~???。

なんやねんっ、「カラレーション」ってぇ~???。

って思いながらも、正答枝は過去問題でした。

一級建築士試験の平成25年度の問題より

聴覚のマスキングは、目的音(マスクされる音)の周波数に対して妨害音(マスクする音)の周波数が低い場合に生じやすい。

サク
サク
低い音の方がマスクされやすいからこれは正しい枝だねっ♪

環境設備_№10(レベルB)

ん~っ、これは個人的には2択で迷ってしまいました・・・。

何とか、答えはこれかなっ?とはかろうじて選べた感じっ。

やっぱり、数学の対数計算(log計算)は、復習しようと反省しました。

一級建築士試験の平成21年度の問題より

室の天井に吸音材料を新たに設置する場合、吸音材料の設置前と比べた設置後の音響変化は、室内で会話をするとき、音声の明瞭度は高くなる。

こんな感じの問題が、平成21年度で正しい枝として出題されていましたね。

環境設備_№11(レベルA)

空気調和設備に関する問題でした。

ここから、毎年恒例の空調問題3連発ですっ。

この問題は、消去法でも枝の消去ができるし、何とか解答まで持っていけるかなぁ~って感じっ。

計画の6番目の問題でもよく似ていたのが出題されているし、今後も環境に配慮した設備関係の問題は、おさえておかないといけないんでしょうね。

一級建築士試験の平成28年度の問題より

外気冷房の省エネルギー効果は、内部発熱密度が高い建築物ほど期待できる。

って事で、こちらは正しい枝です。

外気冷房のブログは実は途中まで書いてたのにぃ~っと、ひとりで言い訳がましく思ってしまいました。

環境設備_№12(レベルA)

引き続き、空調・換気設備に関する問題です。

少しっ、ビリっと応用の効いた枝が混じっていたような感じがしました。

・・・間違えてしまった・・・。

どうしても、見慣れない問題があると気持ちが揺らいでしまうなぁ~。

一級建築士試験の平成25年度の問題より

熱負荷に応じて送風量を調整する変風量(VAV)方式は、部屋ごと又はゾーンごとの温度制御が可能である。

この問題は正しい枝です。

うんっ、きっとこの知識があったら解けたはずっ。(間違えたけどっ・・・。)



環境設備_№13(レベルA)

3問目となる空調・換気設備の問題です。

うんっ、これは枝に違和感が見えたから大丈夫だった。

アスペクト比に関する問題だったんだけど、この用語は環境設備の科目でも登場するし、構造でも登場するしぃ~。

そして、アスペクト比をもっと言い換えると・・・構造では「塔状比」。

ここで紹介する問題は、あえての「構造」での問題をご紹介しますね。

一級建築士試験の平成21年度の問題より(あえての構造で)

高さ25mの鉄骨鉄筋コンクリート造、地上6階建ての建築物の構造計算において、塔状比が4.9であり、剛性率及び偏心率の規定値を満足していたので、許容応力度等計算により安全性の確認を行った。

あんまりここで細かく書くと、ひとつブログが書けちゃいそうなくらいの長さになってしまうので、ちょっと簡単に言うと・・・。

塔状比が4以下でないと、もうひとつ上のレベル(ルート3)の保有水平耐力計算とかにしないといけないんです。

なので、この問題は誤りの枝となります。