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二級建築士の学科試験が終了しました
前回のブログにも書いたのですが、本当に奇跡かなっというくらいの事がありました。
なかなか、勉強する時間が出来ずにいて、それでいて会える時は貪欲に吸収しようとして試験の前日も夜中に電話で話していて、「あともう1問法規でどこかない?」っと言われ、電話では限界もあるけど・・・。
「じゃあ、内装制限で準不燃材料にしないといけないのん6項目覚えてたら?」
難しいところは飛ばして、答えられたらラッキーかなっと思ったもんで。
試験前日(と言うか当日)の夜中に怪しい呪文のように電話で話しました。
「アナタハイマァ~、自動車車庫にいてます。階段をトントントンと降りていき地階へ行きます。窓の無い(無窓)廊下を通ると調理室(※)デシタ」っと(笑)。
内装制限は、二級建築士では毎年出題されているけど読みづらいからイチかバチかでこれだけ覚えたらっと伝えました。
そしたら、超イージー問題で出ました!。
しかも「法令集をひくと難しいけど、知ってると簡単」問題っ。
この1点がなければ、法規は足切りでした。
勉強をしなかったのか、時間がなくてできなかったのかはわかりませんが(笑)、建築士になりたい気持ちで最後の最後まであがいてるのは、一見カッコ悪く見えたとしても一周回って超カッコ良かったです。
どんな形でも、合格ラインに達したら合格なんですっ!。
一級建築士の学科試験まであと少しっ!。
合格ラインに達しそうな人ほど、今の時期に不安で押しつぶされそうになっている方もいるかもです。
どうしても今の時期、「もう余裕やしぃ~」っと言う方は、本当に少ないです。
カッコ悪いくらいに最後まであがいてくださいね。
計画:建物事例は時事的なものが出題されました
4月の大火災に見舞われたノートルダム大聖堂は、しっかりと出題されていましたのでなんとなく嬉しくなりました。
心残りは・・・。
なんで世界史の方の歴史の順番のブログを書いてなかってん~!。
日本史の方だけ書いてしまって、世界史の方は「いつなる流」の覚え方あったのにぃ~!。
(後日、ブログにしようっと♪)。
あと、令和最初の試験だから・・・。
令和と言えば万葉集。
万葉集と言えば奈良時代。
っと、連想ゲームのように、「今っ、奈良時代はアツイ!」っとずっと言ってたし、今年になって唯一遊びに行ったところが「薬師寺東塔」(笑)。
ここはしっかりと出たなぁ~♪。
やっぱり建物事例も話題になったものとかからの出題かなっと感じました。
環境設備:少し奥深いものが出題されたかな
設備に関しては、「なんかよくわからんけど答えはこれね♪」っと言うような問題がなくなったような気がしました。
計算問題もなかったし・・・。
上から目線で書くと(笑)、「ちゃんと問題と対話して解けるいい問題」が多かったような気がしました。
法規:法改正の問題がしっかりと出題
あらっ♪、ここまでも出題しちゃったのね♪って言うくらい法改正での問題が出ました。
きっと1級も出題されるかと思いますよ。
ざっとキーワードを書くと・・・。
- 宅配ボックスの緩和
- 田園住居地域
- オリンピック関連の仮設興行場
これらは、1級建築士試験でも出題されそうですね。
ちなみに2019年に法改正された内容のところは、もちろん今回の試験範囲ではないのですが、まったくそのジャンルは触れていなかったです。
(あえて、内容は混乱しそうなので控えておきますね。)
構造:なかなかの難易度のギャップ
構造力学は、ややこしい問題ではなかったのですが、文章問題の方が「おぉ~!」ってなって考える問題があったなぁ~。
やっぱり一級建築士試験も同様、食わず嫌いの構造力学のジャンルがあったら、ちょっと勉強してみた方がいいかなっと思っちゃいました。
施工は、正確な数値の記憶をしましょう
最初の15問は、10問が正しい数値を覚えておかないと解けない問題でした。
結構、微妙に違う数値を聞いてきてたなぁ~。
あとは、「対比語」が存在するような内容の問題は要注意かな?
「木表-木裏」とか「一直線-乱」とか。
そうそうっ、「直ちに」とかのキーワードも怪しんでいいかもっ(笑)。
一級建築士試験の中で施工の勉強が苦手な方っ!。
施工の実務を知らないからと言って苦手意識を持ってしまうと損ですよっ♪。
- 確実な数値を覚える
- 数字がない枝は、よほどやってはいけないことをやっているのが誤りの枝
- 対比語がある問題には注意して勉強しましょう
まとめ
最初は、「平成31年」として発表されていた試験も、問題の表紙にはキチンと「令和元年」っと書かれていてとても令和感を感じました(笑)。
今回は、二級建築士の問題を解いてみて感じたことをそのままダラダラと書いてみました。
まっ、最も率直な感想をたった一言で言うと「過去問は大事」だなっと、その一言に尽きます。
一級建築士の学科試験まであと少しっ!。
過去問題を抑えながら理解力を深めていくように、焦る気持ちは勉強スビートに変えて頑張っていきましょうね。