無水の小便器って・・・?
小便器なんですが、無水という事は水が要らないという事。
つまりは、「給水管設備」が要らないっていう事です。
・・・もちろんですが・・・おしっこが流れていく排水設備はいりますよ。
じゃあ、しくみはどうなっているのっていう事なんですが、小便器を下にゲル状っと言うかシール状と言うか、なんか浮いているんです。
で、浮いているという事は、水よりも比重が小さい(軽い)って事。
なので、おしっこをした時にそのシール状のものよりも下に回り込んでいくので、臭いの問題もないってことなんです。
イメージすると、
ノンオイルではない振る前のドレッシングのような感じをイメージするといいかなっ。
・・・。
・・・。
※ホンマ、トイレの話しに食べ物で例えてごめんなさいっ。
小便器自体も、とても汚れのつきにくい掃除のしやすいものになっているので、シール状のものを取り換える時にホースとかで水をジャって掃除をするって事で手軽ですね。
- 水がかなり節約できる
- 給水が要らないということは、水を運ぶ動力も節約できる
- 給水管工事が不要
- 掃除しやすい
- 臭いの拡散もない
めっちゃ、環境に優しいやんっ♪。
久しぶりに登場した地球さんっ。
そうなんですよねぇ~、今世界各国で地球に優しいことを色々と考えて取り組んでいるから建築士の試験としても「環境」と言うのは、出題されやすいキーワードのひとつなんです。
ぜひ、地球さんの悩みを書いた記事もあるので読んでみてくださいね。
まっ、今回の記事のテーマの「無水小便器」について特徴はこんなところでいいかなっ♪。
では、問題をやってみましょう。
一級建築士試験では出題されたことあったっけなぁ~。
まっ、今回は二級建築士の問題より。
二級建築士試験の平成24年度の問題より
節水のための無水小便器は、尿からの臭気拡散を防ぐため、トラップ内に水より比重の小さいシール液を入れている。
さっ、今回の勉強はここまでっ・・・となるとあまりにも短いので少し余談でも(笑)。
女性用の小便器!?
女性にとっては、女子トイレの子供用の小便器があったり、少なくなりましたが男女兼用トイレで見かける小便器なんですが・・・。
女子用の小便器があったって知っていました?。
昔、トリビアの泉って言う番組の中で、サブタイトルが「素晴らしきムダ知識」と言う、知識について知らなかったりしたら「へぇ~」っと音の出るボタンを押していくと言う番組の中で、やっていまして何回も「へぇ~」「へぇ~」って思ったのを覚えています(笑)。
商品名は、「サニスタンド」。
昔は日本の女性も立ってトイレをする習慣があったそうなんですが、世界各国の女性でも立ってトイレをする習慣のある国もあったそうです。
そこで、1964年の東京オリンピックの時に、国立競技場で女性用の小便器を設置していたそうなんです。
一応、「サニスタンド」って名前なので立ち小便器っていうくくりなんでしょうが、実際にはどちらかと言うと、洋式便器の便座がないような形状なので、空気椅子に座るような体勢で用を足していたそうです。
「へぇ~!」
・・・って、共感してくれた人いるかなぁ~(笑)。
かっこいい無水小便器
給水管設備の不要な無水小便器だから、デザインもシンプルになるかなっと思って調べてみたんです。
そしたら、KOHLER(コーラ社)の無水小便器。
参考サイト☞KOHLER(コーラ社)の無水小便器のサイト
あと、珍しい小便器だなぁ~っと思ったのが、コストコの小便器。
下の部分が床に埋め込まれていて、床とトイレの排水の位置の差が少ないんです。
理にかなっているなぁ~っと思ったんで、きっとどこのコストコも一緒かなぁ~。
男性の方、機会があればどうぞチェックしてみてくださいねっ。
・・・って、めちゃめちゃ余談な話しでしたっ(笑)。