まずはじめに
平成30年度一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
では、前回の続きからです。
前回はこちら↓
https://itsunaru.com/kansetu01/
環境設備06(レベルB?)
問題№5の次の問題は、次のページをめくったところにありました。
問題№6と問題№7については、文章のみの問題ではなく、図入りの問題と組み合わせの表の問題でした。
その2つを見て思ったことは…。
「過去問題そのまんまやん~!!」
…っと。
どちらも「照度」に関する問題。
そして、どちらも「平成11年度」と「平成12年度」と言うまあまあ古い過去問題からの出題。
思わず、こう思ってしまいました。
「これは照度担当の問題作成者の優しさなのか?」
…っと。
環境設備だけではないです。この後続く問題でもこんな現象は見うけられました。
ただ、見たことがない方にとっては平成11年度の時点でもこの問題は難易度の高い問題だったので難しかったと思います。
水平面照度Eは、昼光率を求める時に使う要素のひとつで、その公式自体は日建学院のテキストに記載されてはいました。
環境設備07(レベルA)
こちらの問題も平成12年度の問題そのまんまとなっていました。
しかし、こちらについては平成12年度の問題に面識がなくても、平成22年度でも文章問題で出題されています。
平成22年度はこのように出題されていました。
南中時の法線面直達日射量は、水平面直達日射量の2/√3となる。
南中時の南向き鉛直面直達日射量は、水平面直達日射量の1/√3である。
こんな感じで出題されていました。
環境設備08(レベルA)
平成21年度で正しい枝として出題された問題の誤りとなります。
消去法でも答えることができたかと思われます。
環境設備09(レベルA)
平成18年度や平成26年度に正しい枝として出題された問題の誤りとなります。
カクテルパーテイー効果とは…。
カクテルパーティーをしている中に参加していると想像してみてください。
とても会話が弾み、会場はざわざわ賑やかな感じになっていますね。
自分自身も会話をしているので、あまり周りの人の会話は耳に入ってきません。
だけどもそんな中で、遠くから自分の名前を呼ばれたら…?
とか、
「この間の建築士の試験がさぁ~」とか、自分の興味のあることを話していたら…?
「んっ?(誰か呼んだ?)」
ってなるのが、カクテルパーティー効果です。
騒がしくても聞きたい音がなぜか聞こえちゃうのが、「カクテルパーティー効果」です。
注※地獄耳とは少し違います。
環境設備10(レベルA)
平成23年度にそのまんま同じ問題が出題されていますので、正答率は高かったと思います。
ただ、じゃあどこがどう間違えているのかわからない人は、ぜひテキストでの確認をしてみておいてくださいね。
日建学院のテキストはイラストで記載されています。
まとめ
さぁ、環境設備の前半の環境がこれで終わりました。
いかがでしたでしょうか?
個人的には、後半の設備の方が苦手意識があります。
興味もないというのが本音です(苦笑)
ただ、興味がないものほどじっくり勉強すると、言葉通り「興味が沸いてくる」ことも知っています。
実際、今までの自分の書いた記事を見ていても、明らかに設備系が少ないなぁ~(笑)。
建築物の「血管」ともなる「設備」は、今後いっぱい勉強していこうっと。