目次
二級建築士受験の方も読んでね。
今回はどちらかと言うと、一級建築士受験よりで書いていますが、全くの関係ない記事ではないので、ぜひ二級建築士受験の方も読んでみてくださいね♪。
煙突効果とは?
・・・っと、いきなり語りたいところですが、ちょっと待ってくださいね。
一級建築士試験において「煙突効果」関係の問題が2つ後でご紹介したいんですが、これがまぁジャンルが違うので面白いなぁ~っと思いまして、今回はこちらを記事にしてみたいと思います。
そもそもなんで煙突はあると思います?
まずは、「煙突効果」をWikipediaで調べてみましょう。
煙突効果(えんとつこうか、英: stack effect)とは、煙突の中に外気より高温の空気があるときに、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象をいう。
この内容から一級建築士試験においては2つのジャンルで出題されているんです。
「なんかよくわからんなぁ~」っと思っても大丈夫っ。
少しずつ今から学習していきましょ♪。
煙突の役割
燃料を燃やすための通風の役割をしているものなんです。
もう少し細かく説明すると、熱が上昇する原理を利用して空気の流れを作ることによって、気圧の下がった燃焼部分へ自然空気を供給するんです。
だ・か・らっ!!!。
ちょっとBBQに行った気分になって・・・(なんでやねんっw)。
バーベキューの時の炭起こしで、うちわをパタパタと一生懸命にしなくていいんです。自分は、建築の現場とかでロール状の資材の芯とかを持って帰って・・・あ、イメージはトイレットペーパーの芯の長いものですっ。
それを炭の中に突っ込んでおくだけで筒の中からモクモクと煙を出して、あっという間に火がおこるのでぜひお試しあれっ♪。
いやいやっ、そういう事を言いたいんではなかった(笑)。
何となく「煙突の存在価値」みたいなものをイメージできたらと思いまして。
ひとつめ:「防災設備」に関する煙突効果
火事になると炎は「煙突効果」で階段やエスカレータや吹抜けの縦の空間(=竪穴)を通って上に上に上昇していきます。
なので、建築基準法施行令第112条の「防火区画」で、第9項の「竪穴区画」が定められている訳なんです。
なので、ここはしっかりと入念に「竪穴区画」をして「延焼経路」を遮断しないと酸素を取り入れて火災が拡大しちゃうよっという事なんです。
なんとなくイメージでき・・・ました・・・?。
とりあえず、問題をやってみましょ♪。
平成27年度一級建築士試験の問題
超高層建築物においては、設備シャフトや吹抜け等の屋内の延焼経路や、開口部を介した屋外の延焼経路を遮断する計画を行うことが重要である。
ふたつめ:「換気」に関する煙突効果
自然換気というものは、部屋の内側と外側に圧力差がある時に行われます。
その圧力差による換気は、「風力」による「風力換気」と、「温度差」による「重力換気」と呼ばれるものがあります。
その「重力換気」(温度差)なのですが、部屋の中が屋外より気温の高い時、つまり冬の暖房時をイメージするといいかなぁ~。
そして、その建物が細長い高層建物だったら建物全体が煙突になってしまうので、低層階からどうしても外気が入ってしまって「さぶぅ~!」っとなってしまうのです。
どうしても上の方が空気が流出しちゃうから。
この一連の現象も「煙突効果」といいます。
では、もう1問やってみましょう♪
平成19年度一級建築士の問題
冬期における高層の建築物においては、一般に、低層階の出入口等から外気が流入する傾向がある。
「下から外気が流入して、上の階の方のすき間から暖かい空気が逃げちゃう現象を煙突効果といいます。」
おまけ
建築基準法施行令115条は、「煙突」の条文ですけど、最近は一級、二級関わらず建築士試験では出題されていないなぁ~。