目次
まずは出題の傾向から
一級建築士も二級建築士も覚えておくべきだろうなぁ~。
出題されるような気がします…うんっ、だからここは勉強しましょう♪
一級建築士では作業指揮者についての出題もありましたが、今回は「作業主任者」をまとめてみます。
どんな工事に作業主任者がいるのかを覚えていきましょう。
覚えておく要点
まずは、ざっくりとした覚え方から。
それは・・・。
落ちたら危ないぃ~!!!…は、5m以上(墜落災害)
埋もれたら危ないぃ~!!!…は、2m以上(掘削面の崩壊)
ってところがあれば作業主任者を置きましょう!
…いつも、まあまあざっくりで、すみませんっ!
まぁ、基本はこんな感じで覚えておいて違う部分を覚えていくと覚えやすいかと思います。
作業主任者のお仕事は?
労働災害を防止するための特別な管理を必要とする特定の危険、または有害な作業を管理するために選任されるとても大切な人ですね
必要な工事と作業内容は?-1-(高さが関係ないもの)
型わく支保工の組立てなどの作業主任者
(作業内容)型わく支保工の組立て又は解体を行う場合
土止め支保工の作業主任者
(作業内容)山止め支保工の切りばり、または腹起しの取り付け、取りはずしの作業
吹付けアスベストの除去処理の石綿作業主任者
(作業内容)石綿若しくは石綿をその重量の0.1%を超えて含有する製剤その他のもの(石綿等)を取り扱う作業
必要な工事と作業内容は?-2-(高さが2m以上のもの)
地山の掘削作業主任者
(作業内容)掘削面の高さが2m以上になる地山の掘削を行う場合
必要な工事と作業内容は?-3-(高さが5m以上のもの)
鉄骨の組立てなどの作業主任者
(作業内容)高さ5m以上の鉄骨の組立て、解体または変更の作業
木造の組立てなどの作業主任者
軒の高さ5m以上の木造の組立て、屋根下地、外壁下地の取付の作業
コンクリート造の工作物の解体の作業主任者
(作業内容)高さ5m以上のコンクリート造の工作物の解体又は破壊の作業
あくまでも解体と破壊の作業って書いているので壊してしまう時だけね。
足場の組立てなどの作業主任者
(作業内容)高さ5m以上の足場の組立て・解体または変更の作業
※足場の組立てについてはもう少し詳しく書きます。
足場の作業主任者についての追記
正確には…。
つり足場(ゴンドラの吊り足場を除く。)、張出し足場又は高さが5m以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業
と労働安全衛生法で定められています。
つまりは、①つり足場(ゴンドラの吊り足場を除く。)と②張出し足場については高さの制限がないという事です。この2つの足場にしているだけで作業主任者が必要となってきます。
…高所恐怖症なので、つり足場とか張出し足場とか想像しただけで恐ろしいです(困)。
…あっ、ゴンドラが付いてたら、まっええかぁ~。
一級建築士で出題された作業主任者を追記しておきます
高圧室内作業主任者
高圧室内作業(潜函工法その他の圧気工法で行われる高圧室内作業。)
ガス溶接作業主任者
アセチレンまたはガス集合装置を用いて行う溶接等の作業。
では、問題をしてみましょう!
ちょっとお気に入りの問題です(ニヤッ)。
一級建築士平成18年度からの出題です。
山止め支保工の切ばり及び腹起しの取付けについては、地山の掘削作業主任者を選任し、その者に作業の方法を決定させるとともに作業を直接指揮させなければならない。
わかりましたかぁ~?誤っている枝です。
少し詳しく書くとですねぇ~。
土止め(山留め)支保工の切ばり又は腹起しの取付け又は取りはずしの作業については、地山の掘削及び土止め支保工作業主任者技能講習を修了した者のうちから、土止め支保工作業主任者を事業者は選任しなければならないと労働安全衛生規則に定められています。
「山留め支保工の…」には「地山の掘削作業主任者」ってぇ~!。
「山」と「山」でひっかけてきただけやん~!っと思ったけど、なかなかいい問題かと思い、載せてみました。
まとめ
もともと、今回はまとまってるようなものなんで…。
覚えましょ♪って事だけですね(決して手抜きではないですよ(苦笑))
頑張って覚えていきますっ!