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たわみとたわみ角の語呂合わせです。
今回は、たわみとたわみ角の語呂合わせの紹介です。
それぞれの覚え方があるとあるかと思いますので、もう覚えちゃっているよっと言う方は、余計な知識になっちゃうので、「ふ~ん♪」って感じで読んでもらえたら嬉しいです。
トラスの記事の途中ですが・・・。
遠くでなかなか会えない人から、今年一級建築士の初受験なもので、「たわみとたわみ角の公式が覚えられないぃ~!」っとかわいく言ってくるもんだから(笑)、トラスの記事の途中ですが、急遽書かせてもらいたいと思います。
これらの覚え方は、自分がずっとこの語呂合わせで覚えているので、どこかで見たものや誰かに教えてもらったもの、そして自分が考えたものなど今となってはどれがどれだったか覚えていないのですが、全てがオリジナルではありません。
でも、ずっと忘れずにいてるので語呂合わせって便利ですね。
二級建築士試験受験にも出題されています
今から、公式をいくつか紹介していくのですが、二級建築士も近年では2つの構造体の公式に関係した出題がされています。
せっかくなら2つと言わず、全部覚えてみませんか♪。
あっ!。
※先に言っておきます!。あいかわらず絵が下手ですっ(笑)。
単純梁のたわみとたわみ角
①単純梁の集中荷重・・・これが、基本っ!
まず、この公式が基本となって今から覚えていくので、「基本」だという事を覚えててくださいね。
なんじゃこれ!?。
弱っているカラフルなエイです。
プールにいてるんです。
【単純梁の集中荷重のたわみとたわみ角の公式の覚え方】
たわみ・・・弱った(48)エイ(EI)をプール(PL)でみ(3)た
たわみ角・・・それは、色(16)のついたエイだった
覚えておくポイントその1
ひとつ、たわみとたわみ角の関係を説明しておきますね。
それは・・・。
たわみ角はたわみからLの乗数がひとつ減るという事です!。
なぜ、そうなるのかを説明したいところなんですが、壮大なスケールとなるくらい記事が広がってしまうので、今はやめておきます。
でもっ!。
ここは、いつか説明しておきたいところなんですので、またいつか・・・。
単純梁の集中荷重のまとめ
なので、話しはもどして・・・。
単純梁の集中荷重のたわみとたわみ角の公式は・・・。
となるんです。
こんな感じでどんどんすすめていきますね。
②単純梁の等分布荷重
桟橋です。
西で工事をしているイメージです。
【単純梁の等分布荷重のたわみとたわみ角の公式の覚え方】
たわみ・・・さんばし(384)のこ(5)うじを
たわみ角・・・にし(24)で行う
覚えておくポイントその2
はいっ、またここで覚えることがひとつ。
等分布荷重は、w(スモールダブリュー)で覚えたとすると、W(ラージダブリュー)にする・・・すなわち集中荷重にするときにはL(距離)をかけます。
公式にすると、W=wL
なので、w(スモールダブリュー)で等分布荷重の公式を覚える時は、基本の公式(さっきのエイの公式)からLがひとつ増えるということなんです。
単純梁の等分布荷重のまとめ
単純梁の等分布荷重のたわみとたわみ角の公式は・・・。
片持ち梁のたわみとたわみ角
③片持ち梁の集中荷重
片持ち梁が端っこをツンツンされて(集中荷重)、痛がっています。
【片持ち梁の集中荷重のたわみとたわみ角の公式の覚え方】
たわみとたわみ角・・・片持ちに先にツンツンされてなんて残忍(3・2)なのぉ~(泣)。
片持ち梁の集中荷重のたわみとたわみ角の公式は・・・。
④片持ち梁の等分布荷重
片手をパァ~っと広げてハローって挨拶をしています。
(等分布荷重って屋根の上に雪が積もっているイメージを持つと、片手でパァ~っとしているのも等分布荷重としてイメージしやすいかな)
【片持ち梁の等分布荷重のたわみとたわみ角の公式の覚え方】
たわみとたわみ角・・・片手でハロー(8・6)
片持ち梁の等分布荷重のたわみとたわみ角の公式は・・・。
⑤片持ち梁のモーメント
モンキーがニィ~♪っと笑っています。
【片持ちばりのモーメント荷重のたわみとたわみ角の公式の覚え方】
たわみとたわみ角・・・モンキー(M)がニィ~(2・1)っと笑う
覚えておくポイントその3
はいっ、じゃあ最後にここでまたまた覚えることをひとつ。
モーメントの公式は、力×距離っ!。
式にするとM=P×L。
つまり、距離がすでにひとつ含まれているということです。
なので、モーメント荷重の公式を覚える時は、基本の公式(さっきのエイの公式)からLがひとつ減るということなんです。
片持ちばりのモーメントのまとめ
片持ちばりのモーメント荷重のたわみとたわみ角の公式は・・・。
いったん、ここでまとめ
今、ちょうど5つのたわみとたわみ角の公式を書きましたが、二級建築士で出題されたことのある公式は、①と②の単純はりの集中荷重と等分布荷重の公式(エイと桟橋ねっ)。
ただ、③と④と⑤の片持ち梁も覚えててもいいんじゃないかと思います。
静定構造物だから、出題される可能性はあると思います。
関連記事☞一級建築士と二級建築士の構造力学の違い
で・・・。
一旦、二級建築士受験の方はここまででいいかと思います。
でもっ!。
一級建築士は、不静定構造物も!。
今までの試験的に覚えておいたらいいのは、あと少しだけです。
あと、両端固定(固定梁)のたわみだけ覚えましょう。
固定梁(不静定構造物)の集中荷重と等分布荷重のたわみだけ覚えちゃいまょう!。
上の表と見比べながら読んでいくといいかな♪。
【いつなる流の両端固定のたわみの覚え方】
どちらも分母をさんばし(384)にしちゃって覚えませんか?。
そして、2つを比べると集中荷重の方がたわみやすそうで、何となく2倍だなぁ~っと覚えておけばいいかなっ(雑いけどw)
まとめ
今回は手書きの画像が多いかったですが、いかがでした?。
覚えられたかなぁ~?。
他にも単純ばりのモーメントがかかっているのとか、あるけどまずはこれだけで十分です。
いざとなったら公式を知らなくても解ける方法があるんです!。
そのひとつが・・・モールの定理
ここまで、説明すると話しが広がってしまうので、それはまたの機会に。
ひとまずは、この記事の公式は覚えておきましょうね。