体育館・屋外競技場の大きさ
まず初めに、建築士試験においては「体育館」や「屋外競技場」に関する問題がよく出題されます。
今までにコンスタントに出題されているので、頻出問題と言う事だなっ♪。
出題内容としては・・・。
- 体育館の天井の高さ
- 競技ごとのコートの寸法
を問われる傾向があるので、今回はスポーツを「バスケットボール」と「バレーボール」に絞って書いてみたいと思います。
体育館の広さ
体育館については、「広さ」と「高さ」は、別々のスポーツを基準に考えているんです。
では、まずは体育館の広さから。
バスケットボールは走り回るスポーツですもんねっ。
バスケットボールができる広さがあれば、ほとんどの室内球技が競技可能と言うところから・・・。
NBAやFIBAによって規格が違う場合もありますが・・・。
体育館の広さは、バスケットボールコートの(15×28m)で覚えておきましょうね♪
でっ、実際の建築士の出題は、バスケットコートは2つ配置したい体育館で出題されていますので、単純に15mの幅を2倍にするのは、ボールがはみ出したらすぐ隣のコートにいくのはダメですよね。
「ゆとり」が必要という事で・・・。
2面配置の場合の体育館の室内内法寸法・・・45m×35m程度以上
よしっ、ここで一度問題をやってみましょうか?。
一級建築士試験の平成28年度の問題
公共体育館の計画において、成人用バスケットボールコートを二面配置するために、床面の内法寸法を、30m×35mとした。
体育館の高さ
次は、高さです。
高さを決めるスポーツは、「バレーボール」です。
バレーボールコートも二面配置で出題されますので、バスケットコートの45m×35mのきもぉ~ち小さい40m×35mとなっています。
- センターライン上部・・・12.5m以上
- エンドライン上部・・・10.5m以上
- 2面配置の室内内法・・・40m×35m程度以上
この事を踏まえて、問題を一問っ。
一級建築士試験の平成25年度の問題より
公共体育館の計画において、天井の高さを、バレーボールの公式試合が行えるように15mとした。
このような形で、過去問題が出題されているので、「正しい数値の12.5m以上だから15mもオッケー♪」っと理解しておきましょうね。
まとめ
バスケットコートとバレーコートは、今までの過去問題は「二面配置」の寸法は、一級建築士試験においては、正しい枝で出てきたことはないんじゃないかなぁ~・・・たぶんだけど。
だからこその「正しい寸法」は覚えておいた方がいいですね。
余談ですが・・・。
個人的に気になっているんですが、書いちゃいます。
2020年の東京オリンピックをもし見に行けるなら、何が行きたいかなぁ~って聞かれたら「ハンドボール」が行きたいなぁ~♪。
丹下健三氏の「国立代々木競技場」で行われるんです。
あのスポーツですごくハードですよね・・・で、ふと思ったんです。
コートの1面の大きさってどれくらいいるんだろうって・・・。
なので、調べてみたら一面配置は20×40m、二面配置・・・わからんかった(笑)。
まあまあ、激しいスポーツやから広めのコートがいるのかぁ~っと、ひとりで納得していたんですが・・・せっかく調べたんで余談ですが書いちゃいました。