環境設備

令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(環境設備_04)

令和元年本試験分析環境設備4

最初に

令和元年度の一級建築士学科を自分勝手に分析しています。
初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

本試験分析プロローグ
令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした令和元年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした これから先の記事を読む前の注意点 勝手に解いているだけなので...

※本試験の問題は差し控えさせていただきますね

環境設備_№17(レベルA)

照明設備に関する問題でした。

なんか、新しい用語とか出るかなっと思いながら問題を読んでみたのですが、特に問題はなかったですね。

以前に出題された正しい枝での過去問の誤りver.でしたね。

一級建築士試験の平成28年度の問題より

病院の手術室・診察室において使用する照明設備は、事務室において使用する照明設備に比べて、演色性の高い光源とすることが望ましい。

サク
サク
こちらは正しい枝です。演色性の高いというのがポイントだねっ。

環境設備_№18(レベルA)

防災設備に関する問題でした。

これもさきほどの問題と同様、以前に出題された過去問題の誤りver.でしたね。

連結送水栓と連結散水設備の違い・・・。

たぶん、ちょこちょこと見かけることが多いと思うので、???っとなっている人は建築物の1階辺りをチェックしてみるといいかも。

「送水口」と書かれたところと一緒に、「連結送水管」とか「連結散水設備用」とか書いてあるかと思いますよ。

一級建築士試験の平成27年度の問題より

連結散水設備は、地階の火災の際、消火活動を容易にするため、消防ポンプ自動車から送水して天井又は天井裏の散水ヘッドから放出し、消火する設備である。

サク
サク
こちらは正しい枝だよ。連結散水設備のキーワードは、地階と散水ヘッドかなぁ~♪

環境設備_№19(レベルA)

建築設備の融合問題かぁ~。

空気調和設備の環水方式の「リバースリターン方式」とかって、平成18年度に出題されたけど、正直出るんかなぁ~って思ってたけど・・・出てもうた・・・。

個人的には、管工事関係の知識もあるもんでマニアックだなぁ~っと感じていたのですが、なかなかヤマを当てるのはどうも下手みたいで・・・(苦笑)。

今後は、また機会があればこの辺りのブログ記事を書いてみたいと思いました。

そして、今回の正答枝は「冷却塔」についてです。

一級建築士試験の平成20年度の問題より

冷却塔と建築物の外気取入れ口との離隔距離は、冷却塔における冷却水からのレジオネラ属菌による汚染防止のために、一般に、10m以上とする。

これは正しい枝ねっ。

以前のブログに理由は書いていますので良かったらどうぞっ♪。

レジオネラ属菌
怖いっ!レジオネラ属菌出題の傾向 一級建築士では、空調設備でも給湯設備でも出題されています。そして、二級建築士は…出ちゃいました!しかも不適当な枝で!しかも...

環境設備_№20(レベルA)

さっ、環境設備も最後の問題ですっ。

本試験の問題のページをめくってっと・・・。

・・・うっ・・・。

・・・わからん言葉があるやんっ。

落ち着いて、落ち着いて・・・って感じですかね~。

答えは、過去に出題されていた問題の誤りver.。

ちょこんと「間違いだよぉ~♪」っと言う枝が、新規問題の枝がいてもちゃんと見えましたよ。

一級建築士試験の平成27年度の問題より

建築環境総合性能評価システム(CASBEE)における「BEE(Built Enironment Efficiency)」は、値が大きいほど建築物の環境性能が高いと判断される。

こちらは正しい枝です。

CASBEEは、試験対策で覚えておく内容は概略くらいを覚えていたら良いので、ブログを書いておけば良かったぁ~っと今では思っています(反省っ)。

環境設備のまとめ

以上で、令和元年の環境設備のまとめが終わりっ。

近年の本試験は、比較的難易度は難しくないのですが、20問しかないのに「うそぉ~んっ!」て思うくらい難易度の高い年度もあるので、どうしてもこうやって本試験の問題をしてみる時は、かまえてしまいます(ドキドキ)。

わからん問題は、諦めて捨ててしまうよりは丸覚えの方がいいでしょうが、来年に一級建築士試験にチャレンジする人は、やっぱり計画も含め20問しかない環境設備は、解説とかしっかり読んで難易度が高い場合に備えた勉強がいいんだろうなぁ~っと感じました。