建物事例

緒川の「お」はオープンスペースの「お」

宮代町立笠原小学校

今回は、埼玉県南埼玉群宮代町

サクラ
サクラ
ねぇねぇ~、私って亀を助けた事あったっけ?助けた亀に連れられてここに来たの?
サク
サク
まだ、寝ぼけているのっ(笑)?。

さっ着いたよっ、ここが見に来たかった宮代町立笠原小学校だよっ!

宮代町立笠原小学校の参考画像

サクラ
サクラ
へぇ~、オリエンタルな感じが竜宮城だと一瞬思ってしまったわぁ~。

…うわっ!!!…丘に上がったばかりの人魚姫がいてるっ(驚)!

サク
サク
そんなはずないやんっ(笑)。

はだしの生徒さんを見て、そう言ってるんだろうけど、ここははだし教育を実践している学校なんだ。

サクラ
サクラ
へぇ~、確かにはだしだと風邪をひきにくいとかって言うもんねぇ~♪。わぁ、あっちで木登りとかして元気いっぱいだなぁ~♪。

しかし、小学校としてキョロキョロしてみると、すごく楽しいところだねっ。柱に文字が彫刻されてたり、手すりがそろばんになっていたり…建物の中にいてても外にいる感じが解放感もあって(半屋外空間)…。

あっ、見て見てっ!廊下にベンチとか畳コーナーがあるっ!

サク
サク
そうそうっ。廊下を少しへこませている空間を「アルコーブ」というんだよっ。

ほらっ、マンションとかでもたまに玄関が廊下より少しへこんでいるところを見たことないかなぁ~。それを「アルコーブ」と言って、そのスペースを利用してベンチとかが置いてあるんだね…って…えっ?、サ…サクラ…どこに行ったんだ?

サクラ
サクラ
サク~っ!、みてみてぇこの池、凍っててスケートができるよぉ~!もう少し遊んで帰ろうよぉ~!
サク
サク
…もぉ~(呆)。

サクの一級建築士試験合格のためのポイント

まぁ、寸劇も終わったところで、一級建築士の試験対策を。

こちらの宮代町立笠原小学校は、愛知県にあるオープンスペースを利用した東浦町立緒川小学校と過去2回ずつ出題されていてそれぞれ、お互いに正しい枝と誤りの枝で「てれこ」…あっ、「てれこ」は関西弁だったかも(笑)。

標準語では「入れ違い」で出題されています。

ですので、単発で覚えるよりは、タイトルの【緒川の「お」はオープンスペースの「お」】と片方だけ覚えていると、覚えやすいかと思います。

っとは言っても、実際にどんな問題か見てみた方が早いので、平成5年度と平成7年度の問題をそれぞれ載せておきますね。

サクラ
サクラ
どちらも間違えてるんだよねっ!
サク
サク
えっ、先に答えを言っちゃった…。
サクラ
サクラ
だって「てれこ」なんでしょ(笑)。

宮代町立笠原小学校(埼玉県)は、教室間の壁を取り払ったープンスペースによる施設計画がなされている。(平成5年度)

東浦町立川小学校(愛知県)は、ープンスペースを設けずに、クラスルームにアルコーブを設けるなど教室重視の計画とした。

答えはバツ

「どちらも建物説明が逆転しているからね。【緒川の「お」はオープンスペースの「お」】で覚えておくいいですよ。」

しかし、今更なんですが結構古い問題のネタを書いてしまったんだなぁ~っと思ってしまいました。

ま、実際には平成18年にも正しい枝で出題されていることですし、どっか頭の片隅にでも覚えててくださいね。

またこの宮代町立笠原小学校は、「竜宮城の小学校」とも呼ばれているので【宮代町立笠原小学校の「宮」は竜宮城の「宮」】なんて、覚えてもらって、このサクラとサクの寸劇に繋げてもらえるといいかもしれないですね。

しかし、この宮代町立笠原小学校、調べれば調べるほど、ユニークな小学校でここで育った小学生は早くから人生感が変わるのではとも思ってしまいました。

設計は象設計集団は、試験でも出題される沖縄の名護市庁舎も設計されていますし、建築士の試験では過去に出題されています。

こちらもとてもオリエンタルな雰囲気を醸し出しているので、チェックしてみてくださいね。

名護市庁舎の参考画像

サクラのおすすめのお土産

埼玉県のお土産と言えば、まずはこれをおすすめします。

「彩果の宝石」さんのフルーツゼリー。

とにかくお花とか果物の形をしててキラキラしてて言葉通り宝石みたいです。

たくさん入っているのを買うとキラキラ度が増すので、あの昭和のイメージの四角いオブラートで包んでいるあのゼリーとはイメージが違います。

しかもお値段が個人的には安くて、たくさん入っているのを買うと手土産に「どやっ」っと渡せるので気に入ってます。

埼玉県が発祥ですが、全国的に百貨店にもたまに見かけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。