体育館の大きさ
競技場の広さは、バスケットボールを基本にして考えられています。
いやっ、逆に言うとバスケットボールができるのであれば、面積的には他の室内競技もほとんど出来るというように考えていいかと思います。
▲確かに広い感じがしますね。
実際には、バスケットコートの大きさは、NBAやFIBAによって規格が違うみたいですが、とりあえず、15m×28mと覚えてたらいいですね。公式試合でないようだったら、さらに小さいコートを使うこともあるみたいですけどね。
バスケットボールをするにあたっての天井の高さは7mなのですが、天井をバスケットボール基準にすると困ってしまうスポーツがあります。
それが・・・。
バレーボールですね。
昔は、「天井サーブ」っと言ってその名の通り、天井近くまでボールを打ち上げて、「おぉ~!どこに落ちてくるんだぁ~!」って感じの奇襲戦法があったんですが、バレーボールもリベロ制になってからすっかりこの「天井サーブ」を見かけなくなった気がします。
この「天井サーブ」を考慮してかどうかは定かではないのですが、高さについてはセンターラインの上部では12.5m以上、エンドラインの上部では10.5m以上が必要となってきます。
ちなみに、屋内の公式試合用テニスコートの天井高さは、ネットの真上では12.2m以上、コートの後方の壁では4.9m以上としますので、こちらもバレーボールの天井高さを考慮していれば、十分ですね。
テニスコートの寸法
最近は、日本人選手の活躍によってテニスもにぎわってますね。
このテニスコートをよくよく見ると、縦長の部分に線が2本入っていますね。
この線は、テニスをしている方はわかるんでしょうが、シングルスサイドラインとダブルスサイドラインが描かれているんですね。
なので、シングルスコートでこの端っこの部分は使わない部分を「アレーコート」っと言うようで、ちなみに「アレー(alley)」は、フランス語で「小道」という意味らしいです。
ダブルスコートは、シングルスコートよりも左右1.37mずつ広いので、覚えるとしたらダブルスコートの方を覚えておきましょう。
と言うことで、床の寸法は11m×24mとなり、また天井高さは12m以上となりますので、特にこの天井高さの寸法は出題されたことがありますので、確実に覚えておきましょう。
卓球コートの寸法
先に寸法を言ってしまうと、床寸法は6m×12mです。個人的には「へぇ~、結構広いスペースがいるんだなぁ~。」っと、思ってしまいました。そう言われるとテレビとかであまり隣が映ってないような気もします。温泉でする卓球(いやっ、ピンポン)はスペースが近いですけどね…。
ちなみに、福原愛ちゃんが「かっこいいから」の理由だけでリオのオリンピックで行ってた天井サーブは、2m以上投げるサーブなんですがそんなサーブもあるんですね。
なので、卓球コートの天井高さは3.5m…この数値も覚えておきましょう。
色々なスポーツの2面配置
6人制のバレーボールの公式試合用でしたら、体育館の内法寸法は40m×35m程度以上、必要になってきますね。
それよりも少し広いのがバスケットボールで、こちらは45m×35m程度以上。
あとは、テニスコートの2面配置(室内寸法)は、45m×45m程度以上ですね。