初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
前回はこちら↓
施工19(レベルB)
解答の枝は、「ビニル床シート張付けの下地の乾燥養生の日数」でした。
一級建築士では、平成21年度に「塗装工事の乾燥期間」が出題はされていますが、この問題を元に解いてしまうと正しく感じてしまうし、難しかったかなと思われます。
実は、昭和63年度というかなり昔には出題されていました。
こんな感じでねっ。
ビニル床シートのモルタル塗り下地は、施工後14日以上放置し、十分乾燥したものとする。
- モルタル塗り下地:14日以上
- コンクリート下地:28日以上
日建学院のテキストにも太字で強調して記載されていました。塗装工事とは少し期間が違うので、整理して覚えるといいですね。
そうは言っても…こんな昔のん出されたら太刀打ちできないやん~っ!っと思ってしまってる方っ、日建学院だけでなく、恐らくどこの資格学校にか行っていればこういった問題は、テストとか宿題ではお目にかかっているとは思います。
あとは、この問題「二級建築士」の類似問題で平成28年度に出題されていました。
二級建築士の平成28年度の問題はこんな感じでした。
ビニル床シートの張付けにおいて、モルタル塗り下地を施工後10日間放置し、乾燥させてから行った。
「モルタル下地は14日以上、コンクリート下地は28日以上だよ。」
施工20(レベルA)
解答の枝は「排水管の勾配の最小値」についての問題でした。
こちらについては、平成25年度の問題の類似問題となっていました。
こちらも二級建築士ではよく出題される問題です。(管径75が多いけど…。)
日建学院のテキストでは「施工」だけではなく「環境設備」のテキストにも記載されていますので、持っている方はチェックしておいてくださいね。
施工21(レベルA)
解答の枝は「外壁乾式工法」による問題でした。
こちらは、平成23年度にまったく同じ誤りの問題で出題されていたので、正答率は高かったと思われます。
施工22(レベルA)
「耐震改修」に関する問題でした。
こちらも、さきほどの問題と同様、平成22年度にまったく同じ誤りの問題で出題されていたので、正答率は高かったと思われます。
施工23(レベルA)
「各種改修工事」に関する問題でした。
こちらも、またまたさきほどの2問題と同様、平成23年度にまったく同じ誤りの問題で出題されていたので、正答率は高かったと思われます。
ねっ、他の記事でも書いていますけど…こちらも平成22年度と平成23年度の誤りが続いているのは…いやいや…偶然ですよねっ(笑)。
施工24(レベルA)
「建築工事に関する用語」からの出題でした。
平成20年度に「ヒービング」の用語の説明が誤りで出題されていて、平成30年度は、用語の説明が「ヒービング」になっていたので、「おやっ?」って思って解けた人が多かったんじゃないかなっと思われます。
施工25(レベルA)
さぁ、最後は「契約約款」の問題です。
解答の枝は「監理業務委託契約」に関する問題だったのですが、じ~~~っと読めば、違和感の感じる部分が発見されたかな?
契約約款の問題は、計画の問題№18や施工の問題№2でも出題されていました。
もちろん、過去問ベースに考えるのもひとつですが、メッセージ性も強い問題なので、やはりコツとしては、「じ~~~っ」と読むことかな。
まとめ
最後の5科目まで、やっと記事が書けましたっ!
やりましたぁ~!!!。
施工が難しかった年って、実際に知り合いの受験者の人の解答を見せてもらった時に、最後の方がボロボロに間違えてたんです。
どうも、途中で問題の難しさに戦意喪失したみたいで、普段なら解ける問題も解けなかったようです。
よく「最初に選んだ解答を見直して書き直したらあかんでぇ~」っというのを聞いたことがありませんか?
「あ゛ぁ~!、書き直さんかったらよかったぁ~!」っと思う事も確かにあると思います。
個人的には、「最後まで立ち向かう派」です。「これはまだ答えを確定していない」っと自分で思い込んで、「じぃ~~~~」っと読む派です。
その時に、たまに答えがピカッと光って…いやっ、実際には光りませんが…。
「たかが1点、されど1点」だと思っています。
まぁ、自分で「最後まで立ち向かう」派だと書きましたが、実際ゴルフを回る時なんか、1ホール目は「よっしゃ~!頑張るぞぉ~!」っと思いながら、スコアが思うようにいかなくなると最後の方は、「今日は、もうあかんわぁ~」っと、諦めモードにいつもなっているんですけどね…。
こうやって「諦めるクセ」がついちゃうとよくないですよね。資格学校とか通っている方は、ぜひ小テストでも模擬試験でも「いつでも諦めない心」を養うといいですね。