引き続き「銀閣寺」への旅です。
前回の「金閣寺」への旅の続きです。
※諸説あり
サクの建築士試験合格のためのポイント
この別荘(山荘)のために建てようとした東山殿は、足利義政が完成を見ることなく亡くなってしまったのですが、あらゆるところにこだわっているので、将軍というよりは建築家が合ってたのかもしれませんね。
試験では銀閣寺単体では、義政のお気に入りの部屋、東求堂の中にある堂仁斎がよく出題されています。
違い棚と付書院を持つ四畳半の部屋が書院造りの源流と言われています。
お茶を飲むと言う習慣もこの方から始まっています。
平成27年には茶人とその建物に関しての出題がされていますので、この次の記事ではそのあたりを書いていこうと思います。
しかし、この独特の「わびさび(侘び寂び)」という表現。英語では何と表現するんだろうと思ったのですが…わかりませんでした(苦笑)。
ちなみにWikipediaではこう書いていました。
「侘び」…貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそうとする意識
「寂び」…閑寂さのなかに、奥深いものや豊かなものがおのずと感じられる美しさ
「日本の美意識の1つ。一般的に、質素で静かなものを指す」とも書いていましたが、このように義政はこのように日本の建築と文化に大きく貢献したんですね。
サクラのおすすめのお土産♪
義政があまりにも政治に無関心なもんだから応仁の乱が勃発して…って、歴史をまだまだ語りたい気持ちはあるけど建築士の試験には関係ないのでこの辺で(笑)。
では、おすすめのお店を(…ってこれも建築士試験関係ないかぁ~)。
今回は「本家尾張屋のそば菓子」を。
あの京都が焼け野原になった応仁の乱を経験しているという古いお店。
もともとそばは今のような麺で食べる習慣がなくお菓子から始まったそうです。
麺のお蕎麦の発祥は信濃国ともいわれていますが、京都から伝わったのかもしれないとも言われているので、ぜひ銀閣を訪れる際には少し離れていますが、立ち寄ってみてくださいね。