目次
セメントに関する用語を少し勉強しましょう
前回の記事☞コンクリートのその前に・・・「セメント」について
初期強度や長期強度って何?(サクラの疑問1)
うんっ、そだね~(笑)。
いつなる風で言うと・・・。
お給料に例えちゃいます(笑)?。
最初の数か月間の研修期間・・・試雇期間とも言いますけど、その間のお給料が初期強度。
その後のちゃんとした正社員となったお給料が長期強度。
えぇ~、私は研修期間もそのあとのお給料も一緒だったよぉ~!っと言う方は、ピンとこないかも知れませんが、アルバイトをした時でも「そうそう!、そうだった!」って言う人は、イメージできるかも。
そうそう、長期強度って言うのは研修期間が終わったあとのお給料だから、いいことですねっ♪。
リアルに言うと、正式なお給料(圧縮強度)は、一旦上がってしまうと上がり続けはしないと言うちょっとしたブラック企業だったりするんですが(苦笑)。
あかんなぁ~、こんなネガティブに書いたらっ!。
高炉セメントは、最初の研修期間のお給料は低いけど、正式なお給料がめっちゃ高いから(長期強度)上がらなくてもいいという優良企業としましょう(笑)。
求人情報でのお給料・・・確かに就活する時には大事なことですよね。
コンクリートの圧縮強度が求人情報のお給料に例えると「基本給」。
(急にセメントからコンクリートの話しに変わってごめんねっ。)
これは、材齢4週間(28日)の圧縮強度で表します。
ここまでは、急上昇するように圧縮強度が上がって(約90%くらい占める)、その後も空気中に含まれている水分などで徐々に圧縮強度は増加するんです。
お給料で例えたら「手当て」とか「能力給」みたいなもんですね♪。
そして、だいたい研修期間って一般的に3ケ月くらいかなぁ~。
ちょうどコンクリートも13週間(約3ケ月)が経った91日後の強度が「長期強度」って呼ぶことが多いんです。
圧縮強度を書きだすと、話がまたまた広がるので「長期強度」についてはこの辺で。
水和熱って何?(サクラの疑問2)
そうそう、この「どうやって固まっていくか」っと言うのは大切なんです。
では、みなさんには質問を変えて・・・。
ボンドってどうやって固まります?
答えは・・・。
放置しておいたら乾燥してかたまっていきます!。
この乾燥してというのがポイントなんです。
ボンドのように乾燥によってかたまっていく性質を「気硬性」といいます。
では、セメントはどうやってかたまっていくのか・・・。
セメントは、水を混ぜると水と反応して固まり始めていきます。
これを「水和作用」と言います。
そして、気硬性に対して水と反応してかたまっていく性質を「水硬性」と言います。
その時に!
・・・っていつやねん。
硬化する時です!
「熱」が出します!
これが「水和熱」です!。(やっと水和熱にたどり着いたw)
二級建築士試験の平成18年度の問題より
セメントは、水和後、時間が経過して乾燥するにしたがって強度が増大する気硬性材料である。
この「水和熱」は、案外気にしていると「構造」や「施工」の科目でコンクリートがイメージしやすくなるポイントのひとつなんで、覚えておきましょうね。
今回は、これくらいにしておきますね。
ワーカビリティ-って何?(サクラの疑問3)
うっ・・・サクラは鋭いところを・・・(汗っ)。
でも、ここから話しを広げていくには壮大なスケールになっていくので、今回は何となく用語のイメージが出来るくらいでいいんではないでしょうか?。
次回は、構造の科目よりの「セメント」のお話しとなります。