一級建築士です
もちろんこういうサイトを作っているのですから、資格保持者じゃないとヤバイですよね(笑)。
二級建築士の資格も取得しています
高校を卒業してから、経理で建設会社に入ったものの「何これぇ~!?」っと一目惚れしたのが、「パソコン(CAD)で図面」が書けるということです。
「めっちゃやりたいっ♪」っと言えば、通用した時代なのでしょうか?それとも上司に恵まれていたのでしょうか?建築部に配属になりました。
当時はCADで図面を書くことも、家でゲームをすることも当時は同じ感覚ですごく楽しかったです。
即戦力にもならない自分をゆっくりと先輩や上司は育ててくれたのだと、今でも感謝しています。
もともとパソコンが好きなので、確認申請とかも教えてもらいながら作成したり、提出したり色々な経験をさせてもらいました。
そんな中、例えば木造の住宅でしたら「なんで換気計算がいるの?」とか「耐力壁の計算の意味」とか、わからないことに対しての疑問と、クライアントにとっては一生に一度くらいの大きな買い物の「住宅」に対しての、自分自身の仕事の責任があると思い、実務経験が7年出来た時点で、「二級建築士」を取得しました。
会社ではあまり期待されていなかった自分
会社の先輩や上司は優しかったですよ。
しかし、あまり資格取得には力を入れていなかった会社だったので、「へぇ~、受けるんだぁ~」くらいに思われてただけだったんです。
「それこそこの先、一級建築士とかになったら俺の上いくやん」っと、先輩たちに笑われてたのも覚えています。
決算時期には、経理部に応援の仕事もしてたので、恐らく資格取得出来ていなかったら経理部に戻されてたと思います。
二級建築士に合格した瞬間
合格発表があった日、「合格しているのがわかった瞬間」から、まだ免許の交付なんてしていないのに、変わったものがありました。
それは、自分自身ではなく周りが変わりました。
この瞬間を覚えているからこそ、自分自身は資格取得を強く推しています。
仕事も任されるようになった
社内コンペでは採用されて、ひとつのプロジェクト任せてもらえたり、後輩がたくさんできたりとしてすごく楽しかったのを覚えています。
上司や部下も存在しない部署でのチーフデザイナーと言う立場にしてくれると言われたのは、すごく嬉しかったのですが、会社の方針が変わり建築の仕事が段取りばかりで面白くなかったので、その会社は辞めることになりました。
転職そして独立へ
転職してから、一級建築士の資格を取得しました。学校に必要以上に通いました。
奇跡の一発合格です。
学科は、「いっぱい勉強した」っと謙遜もなしに、がむしゃらに勉強しました。
製図は、今でもなんで受かったかわかりませんが(笑)。
資格取得してからは、今でも自分の好きな仕事をしています。
最初の会社でお世話になっていたからかっていた上司も、「すごいなぁ~」っと言ってくれました。
資格取得の大切さ
資格取得することで思い返せば学歴もない自分が人生が変わったと言っても、過言ではありません。
最初は、「自分の仕事に対する責任」の自分自身のために資格を取得しましたが、「資格取得することで周りの評価」が変わったことが仕事を進めていく上で大きかったです。
もちろん自信もつけていくことで「独立して自分で仕事をする」ことも出来ましたし、「資格取得」することで、ここまで変わるとは思ってはいませんでした。
もしも勉強しているうちに「何のためにこんなしんどい勉強をしているんだろう?」っと、いつの間にか「勉強をやめる理由(言い訳)」を見つけようとしまっている時…。
実際は、自分も一級建築士の製図の勉強している時はそんなことばかり考えていました(笑)。
「何のため」の答えは、資格取得してから見つかると思います。
どんな答えが出るかはもしかしたら人それぞれかもです。
それを楽しみに一度始めた勉強を続けてみるのもいいんではないでしょうか?