墜落防止と落下防止の違いって?
そうっ、まずは「落下」と「墜落」の違いを意識しているといいかも。
まずは、落下のイメージは・・・。
そして、墜落のイメージは・・・。
落下防止の作業床について
上の床からコロコロところがって物が落ちてきたら危ないから、高さ10cm以上の巾木とかメッシュシートとか、安全ネットとかがないと危ないよなぁ~。
物が床からコロコロと転がってきたら危ないっと言うイメージがあればいいかと。
高いところの作業床のところでこんなことになったら大変ですね・・・。
墜落防止の作業床について
高所恐怖症なもんで、こんなイラストを見るだけでもゾクっとします。
でもいいし、
でもいいし、
交差筋かいに同等以上の機能を有する設備
でもいいし、
手すりわくでもかまいません。
作業床でこうやってつまづいたら・・・怖い・・・です。
おまけ(枠組足場以外の足場)
本当は、枠組足場以外も墜落防止も落下防止もあるのですが、それらについてはお手元のテキストとかで確認しておいてくださいね。
ただ簡単にポイントだけ伝えると、枠組足場以外の足場の手すり高さは85cm以上という数字を覚えててもいいかなっ♪。
もうずいぶん前に(平成21年)改正になっているのですが、昔は75cmだったんです。
これは勝手な推測だけど、身長の半分以下の高さの手摺だと危ないって聞いたことがあるんです。
最近の人って背が高い人多いし、85cmになったのかなぁ~っとも思っています・・・知らんけど(笑)。
さっ、では問題を1問っ。
一級建築士試験の平成22年度の問題より
手すり枠を設けない高さ10mの枠組足場における墜落防止措置として、枠組足場の交差筋かい及びメッシュシートを設けたので、所定の下桟や幅木を設けなかった。
まとめ
今回は、墜落と落下の言葉の違いがわかればイメージしやすいかと思って書いてみました。
本当は、作業床の幅が40cm以上とかすき間は3cm以下、床材と建地間のすき間は12cm未満っといったところもわかりやすく書きたかったけど、ただ単にイラストを使いたかっただけの記事になってしまったかも(笑)。
あっ、吊り足場の作業床のすき間はなしなんで。
もし吊り足場にすき間でこんなんなったらっと思うと・・・怖い・・・。