建築士試験の勉強法

令和元年一級建築士試験で気になる建物事例を予想してみた4

この建物なぁ~んだっ?

今回は、建築物当てクイズ(!?)から。

ちなみに、本試験では出たことない建物なんで、ここはリラックスするつもりで♪。

まずは、下の内容をヒントに♪。

  1. ニューヨークのマンハッタンで超目立っている建物
  2. 元々は、自動車メーカーの社長さん所有のビル
  3. 2019年3月に売却先が決まり話題となる
  4. アール・ヌーボーの曲線的とは対照的に幾何学的

じゃあ、もうひとつヒントを。

この写真に写っていますっ!。

超目立っていますっ!。

この時代のニューヨークは高さを競いあっていたので、当初の高さでは(246m)では、ライバルの建物の高さと比べて(260m)二番手になる事を知り、高さ変更をし(282m)、そしてまたライバルの建物も変更をして高くして(283m)ライバルの建物は完成となった。

そしたら、どうしたか・・・。

極秘プロジェクトが完成に向けて進められたのです。

ビルの一番上に38mの尖塔を、隠して隠して…最後にピョコっと登場させたのです。

と言う訳で、クライスラービルは、高さ320mの一番高い建築物となったんです。

上の写真で、先っちょが針のようなものが飛び出している建物わかりました?。

その建物が、今回のテーマとなる「クライスラー・ビル」なんです。

クライスラー・ビルについて

ヒントにも書いたけど、もともとはアメリカの大手自動車メーカーのクライスラーの社長さんが個人の資産で建てた建物なんです。

(高さがすっごく高いので、なかなか全体の写真がなくて・・・。)

デザインは、自動車メーカーらしく車の部品がモチーフになっているのですが・・・。

・・・きっと、試験で出題されるとしても、そう言ったことではないでしょうね(笑)。

1900年頃には全盛期となっていた植物のような曲線を「アール・ヌーヴォー」様式とは、対照的な定規とコンパスを使って描いたような、直線と円、それらを組み合わせての連続模様の幾何学模様が特徴となっている「アール・デコ」様式となっています。

建築士の試験らしく、キーワードは「アール・デコ」様式です。

その「アール・デコ」様式の最高傑作と言われているのが、このクライスラー・ビルなんです。

なので、ひとつお見知りおきを。

このまま、ブログを終わってしまうのももったいないので、最後に過去問で出題された「アール・デコ」ではない方の、「アール・ヌーヴォー」の問題でもやってみましょうか。

アール・ヌーヴォーの問題をやってみましょう

アール・ヌーヴォーと言えば、オルタ氏の「タッセル邸」っという過去問が最近では、出題されているのですが、もう少し本質的なところの問題をやってみましょう。

一級建築士試験の平成20年度の問題より

アール・ヌーヴォーは、19世紀末にヨーロッパで流行した新しい装飾美術の様式であり、有機的な自由曲線の組合せを鉄やガラス等を用いて作り出している。

こちらは、正しい枝なんですが「鉄とガラス」や「自由曲線」がアール・ヌーヴォーの特徴ですね。

△オルタ氏のタッセル邸です。

まとめ

出るかどうかもわからないものの、何となく気になっているものをこの時期だからこそ書きたかったんです。

一級建築士学科試験の当日にもかかわらず、最後までこの忙しい時に読んでくれた方、ありがとうごさいます。

今日と言う日に今までの力を発揮できることを「いつか建築士になるまで」サイトの「サクラとサク」として心より応援しています。

・・・っと当日に書いていた記事でした。

(出題されなかったけど・・・。)

最後に、サクラとサクの画像をクリックしてみてね♪。