建築士試験の勉強法

ヨドコウ迎賓館(旧山邑家住宅)に行ってきた

ヨドコウ迎賓館って?

まずは、場所から。

場所は、兵庫県の芦屋市にあり、阪急芦屋川駅を下車してテクテクと10分ほど上り坂を上がったところの門をくぐると、存在感の大きいこの建物に出会います。

誰の設計はさておき・・・っておくんかいっ(笑)。

誰の設計かがこのブログでは、重要なのでのちほどじっくりと書くとして、大正時代に時代に建てられた建物なんです。

確かに時代としては古いのでしょうが、どことなく今の時代でも通用すると言うか、いやっ、もしかしたら今の時代では逆に真似が出来ないような洗練されたデザインだなっと感じてしまいます。

同じ、建築を設計するものとしては、「こんな設計、ムリ~っ!」と本物の建築家とはこうだっ!と言うのを見せつけられた感で、素人のように「すごいなぁ~☆」を連発しながらキョロキョロと見学をさせてもらいました(笑)。

さっ、ここで写真を色々と載せて説明したいところなんですが、またここのホームページがいいんです~。

ホームページの中でクルクルと建物の中まで回れるので、こちらで体験してみるのがいいので載せておきますね。

(少し、クリック操作が難しい気がするけど根気よく回ってみてくださいね。)

さて、こちらの建物の設計者なのですが、駅から10分ほどの坂を歩いてくるのですが、この坂の名前は・・・「ライト坂」

そうっ、この建物の設計者は「フランク・ロイド・ライト」なんですっ!・・・イェ~イ!

何か、フランクロイドライトさんって私の中のイメージは、なんかこういつも何かを考えているような顔をしていることが多いなぁ~っというイメージなんです。

顔の輪郭や髪型を書くのが難しかったので目力だけで表現してみました。

こうやっていつも考えているイメージだから、建物のアチコチも全て計算されてデザインされているかのように思われます・・・いやっ、実際は計算づくなんだと思いますが。

ここの敷地は、南北に細長く、傾斜地になっています。

素人目線(!?)の私からしたら、中に入ると水平ではなく垂直の迷路に迷い込んだかのように、高低差オンチになってしまいますが、この建物は4階建て。

いやっ、ホンマ言うと私だってわかるんですよっ。

ここは、計算されてデザインしているんだなぁ~くらいはっ・・・たぶんっ(笑)。

最初の玄関の部分でまず心をつかまれますからっ!。

車寄せにもなっているアプローチ、右側の外観が「ドヤっ!」とばかりにお出迎えをしてくれます。

ふんだんに使われている石(大谷石)には、フランクロイドライト独特の彫刻が施され、自然に溶け込んだオーガニックさが醸し出されています。

これが、フランクロイドライトが自ら言っていた「有機的建築」ですね。

↑ここは、建築士試験に出ているので【有機的建築】覚えてねっ。

玄関までのアプローチも長いけど解放感があります。

開口部は、まるで景色を1枚の大きな額に入った絵画のように感じ、土地の特徴をすごく活かしています。

もう、ホンマに玄関にまだ入ってもいないアプローチだけでもこんなんやから、見学するのも見落としてしまうくらい、見るポイントがたくさんあるんです。

だけど、目を近づけてみるのもまたよし、少し遠めで全体を眺めるのもまたよし、みたいなそんな建築物で圧倒されると言うか、心をつかまれまくりで癒されちゃいます。

有機的建築らしく、大正時代とはいえ、この生命力のあるフランクロイドライトの建築物は、実際に行ってみる価値があったなぁ~っと感じました。

っとまぁ、試験に出たことはないこの「ヨドコウ迎賓館」。

機会があれば、フランクロイドライトらしさが、ビシビシ伝わってきますので、ぜひ実際に行ってみることをおすすめします。

この本のタイトルからして気になっているので、載せてみた(買おうか迷い中~)。

あっ!

ちゃんと、せっかくここまで読んでくれているので勉強を少しでもしなきゃ(笑)。

問題を1問だけしましょうね。

一級建築士試験の平成元年の問題より

落水荘(フランク・ロイド・ライト)・・・工業主義的建築

ちゃうよなぁ~!。

・・・ってわかりましたよねっ♪。

そうそう、正解は「有機的建築」なので、この問題は誤りとなります。

まだまだ、フランク・ロイド・ライトについては、書きたいことがあるのですが、今回はこの辺にしたいのですが、書いている途中で、「フランク・ロイド・ライト」なのか「フランク・ロイト・ライド」なのか、またまた「フランク・ライト・ロイド」なのか、わかんなくなってた私っ(笑)。

・・・それとも、ミセスロイド~♪なんていう幻聴も聞こえてきたりして・・・。

巨匠のお名前を間違えるなんて・・・大変失礼しましたっ!。

おまけ

ヨドコウ迎賓館に一緒に行った人が見つけてくれて珍しかったので写真を撮った1枚っ。

ちょっと見えにくいかなぁ~。

RC造ではなくて、配筋が鉄筋ではなく「竹」だったんですよっ、「竹」!。

ぜひっ、行かれるかたは探してみるといいかも♪。