建築士試験におけるもうひとつの環境汚染について
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っと言う、今回は「紫外線」のお話しです。
「夢の物質」フロンの誕生
冷蔵庫の冷媒として、自然界には存在しない人工的な物質「フロン」というものを開発しました。
・・・なんかエラい人がねっ(笑)
これっ、めっちゃええやん~♪ってなって世界中に普及し始めます。
なんせフロンのことを「夢の物質」だと言われていたくらいですもんね・・・。
しかしっ!。
1970年半ば、ある科学者はさらに発見したんです!。
このままフロンを使い続けていたらヤバいやんっと!。
でも、「夢の物質」と言われていたフロンを雑誌で全否定したもんだから、フロンを扱っていた業者さんたちを中心に大炎上っ!。
それでも・・・その科学者は言い続けていたんです・
このままだとマジヤバいってぇ~!。
そのヤバい状態は、発見した科学者の予想よりも早く訪れてきました。
警告してから10年後に・・・南極でオゾンホールが発見されたのです。
オゾンホールってどうしてできるの?
あんまり、ざっくりしか知らないんです(苦笑)。
建築士試験での必要な知識でしか話しはできませんが、成層圏の上(雲のちょっと上)にある「オゾン層」があるんです。
オゾン層は、太陽からの余分な紫外線が入ってこないようにしているんですね。
そのオゾン層は、すごく薄いものでちょうど雲の上をサランラップってグルんと覆っているようなイメージでしょうか・・・そんな感じっ(どんな感じやっw)。
フロンは太陽の紫外線を浴びて分解され、「塩素」を発生します。
その「塩素」が薄いオゾン層に「ブチっ」と穴をあけてしまうんです。
紫外線と言うと殺菌作用もあり、日光浴をするとビタミンDを摂取したりイイこともあるんだけど、オゾン層がブロックしていた有害な紫外線も入ってくることになるんです。
有害な紫外線が入ってくると・・・①皮膚ガンや白内障を引き起こしたり、②生態系が崩れたり、③大雨や大きな台風、そして日照りなどの異常気象が発生しやすくなると言われています。
そう考えたらヤバいやんっ!っと思った時に実際に南極からオゾンホールが発見された時は、事の重大さに気が付いていくわけなんです。
もっとヤバいこと言いますね・・・。
フロンって・・・オゾン層を破壊するだけではなく・・・二酸化炭素もめっちゃ発生するんです。
地球温暖化も促進されちゃうやん~!。
そうして慌てて世界中で、最初に作られたフロンは約20年後にCFC(特定フロン)は、生産中止となりました。
フロンのその後・・・。
特定フロンが生産中止になった後に登場したのは、代替フロンの一種でもあるHCFC
でも、これもね・・・二酸化炭素の発生が多いので、日本では実質2019年の消費中止が決まっています。
で、もうひとつの代替フロンのHCF
まぁ、これはオゾン層破壊パワーは0なんだけど、まだまだ二酸化炭素の発生は少しマシだけどまだまだなんで、現在も研究開発が進められています。
では、ここで1問やってみましょう♪。
一級建築士の平成28年度の問題
冷凍機に使用される代替冷媒のフロン(HFC)は、オゾン破壊係数はゼロではあるが、温室効果ガスの一種である。
まとめ
・・・まとめたかったぁ~!。
・・・けど、まとめきれなかったぁ~!。
次回は、今までのまとめ知識を書きますね♪。