建築士試験の勉強法

鹿苑寺舎利殿(ろくおんじしゃりでん)は金閣寺

京都の世界遺産「金閣寺」への旅です。

サクラ
サク~っ!、金閣寺ってやっぱり名前の通り金ピカなんだねぇ~!ほらっ、建物の一番上にいてる鳥もピカピカだねぇ~!
サク
鳥~?…あっ、鳳凰のことだねっ。屋根が鳳凰のところに集まってるだろ?平面が真四角だから4枚の屋根も同じ形で鳳凰に集まっている屋根は方形造りをして、鳳凰がちょこんといてるんだよっ。ここは誰が建てたか知ってる?
サクラ
知ってるよぉ~!3代将軍の足利義満だよね?歴史で習ったもんっ。確か趣味は、能と水墨画と狂言だったかな?それが今で言う、北山文化と言われているんだよねっ♪
サク
そうそう、よく知ってるねぇ~。建物は別荘として建てて、サクラが今言ってた北山文化を広げていったんだけど、後に足利義満の遺言でこの建物は鹿苑寺の舎利殿…つまり遺骨を納めるところになったんだよ。なので、正式には鹿苑寺舎利殿の金閣って言うのが正解なんだよ
サクラ
略して金閣寺ってことかぁ~♪
サク
・・・そうでもないけどねっ(笑)
サクラ
でも、なんでこんなにピカピカにしたんだろぉ~?
サクラ
足利義満はとても野心のある将軍で、権力の大きさを表わしたかったんだと思うよ。3階建てなんだけど、最上階が禅宗様仏堂(中国っぽいデザイン)、2階が和様仏堂風(日本風)、そして1階は寝殿造りの住宅風でそれぞれデザインで建てて、ドヤッて言いたかったんだと思うよ。
サクラ
観光客も多いし、もうちょっとゆっくりしてから銀閣寺に行こうよぉ~♪
サク
そうだねっ、せっかくだからそうしよう!

サクの一級建築士試験合格のためのポイント

本当は、この記事の中で銀閣寺まで書こうと思ったんですが、銀閣寺は建築という面では重要だと思ったので別記事で書くことにしました。

金閣と銀閣って、実際にはバスで30分~40分かかるのですが、どちらも行ってみたくなるように頑張って妄想旅行を書いてみたいと思います(笑)。

本文の中で金閣は1階は寝殿造の住宅風と書いたのですが、足利時代の室町時代は寝殿造りの終わりの方でここから書院造りに移行していくくらいの時代なんです

二級建築士の試験では室町時代は主殿造りである→〇。っと出題はされたことがありますが、まぁ~、こういう造りも室町時代のど真ん中にはあったのですが、寝殿造りの終わりから書院造りと覚えてていいかと思います。

なので、足利義満のお孫さんになる足利義政が建てた慈照寺(銀閣)は、書院造りになりますので。

平成11年にはこんな出題がされました。「金閣や銀閣は、敷地の南側の庭や池を「コの字型」に囲んだ寝殿造の建築物のうち、釣殿が残ったものである

この問題は、がっつり平安時代の寝殿造りですので、「×」です!。東三条殿の記述ですね。ちなみに釣殿は、ちょっと釣りを楽しみたい大きな池に行く橋みたいなもののことです。

サクのおすすめのお土産♪

一級建築士試験には出ないけど、行った時にぜひ見てほしいのが「陸舟の松」。

名前の通り舟の形しているのですが、義満が盆栽を移植したらしいですが、そう思って見に行くとギャップに驚きますっ!(なんせっ、育ち過ぎっ!)。

そして、おすすめは「俵屋吉富」の「きなこもち」

春と秋くらいの季節に臨時売店が出て、金閣寺限定なんですっ!インターネット販売もしていないし、今の時期は売っていないので、製図試験が終わった頃かなぁ~♪