初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。
前回はこちら↓
施工12(レベルA)
「プレキャスト鉄筋コンクリート工事」に関する問題でした。
プレキャスト部材の組立精度の検査の判定基準の数値が誤っていました。
平成22年度では正しい数値で出題され、平成27年度では誤りの枝で出題されていたので、難易度は低かったと思われますが、少し難易度の高い問題が続いたので、心理的なもので言うと、「枝3」を選んでしまった人もいてるかな。
ちなみに「枝3」は同じく正しい枝で出題されていました。
施工13(レベルC)
「鉄骨工事」に関する問題でした。
新規問題も混じって、またまたむずぅ~って感じでした。
解答枝は、スタッドの仕上がり精度についてでしたが、日建学院のテキストにしっかりと書いていました。
実務でも鉄骨工事に携わる事が少ないので、個人的には苦手な…あっ、苦手って言ってはいけないですね…もう少し勉強しますっ(反省)。
施工14(レベルA)
もう1問「鉄骨工事」からの問題です。
うっ…苦手だなぁ~っと言ってはいけないんですが…解けるかなぁ~っと思ってみたら、
「おっ♪」
これは、平成21年度で出題された誤りの枝とそのまんまでした♪。
平成30年度とそのまんまですが、平成21年度として載せておこうっと。
完全溶込み溶接部の内部欠陥の検査については、浸透探傷検査により行った。
この問題ってそう言えば、二級建築施工管理技士でも同じ問題が出てたなぁ~(笑)。
施工15(レベルA)
「木工事」に関する問題でした。
こちらは、平成26年度で出題された誤りの枝とそのまんまでした。
正答率は高かったんではないかなぁ~。
施工16(レベルA)
「防水工事」に関する問題でした。
こちらは、平成27年度で正しい枝として出題された問題が誤りの文として出題されました。
もう少し昔は、この問題はよく出てたんですけどねぇ~。だけど平成27年度で出ていたので、選択できた人も多かったんではないでしょうか。
施工17(レベルB)
解答枝は、タイル工事における検査が問題でした。
平成26年度には、一度類似問題が出題されているのですが、少しイジワルな問題だったと思われます。
とりあえず、平成26年度の問題はこんな感じっ。
セメントモルタルによる磁器質タイル張りにおけるタイルの浮きについては、タイルの浮きについては、タイル張付け直後に、打診用ハンマーを使用して検査した。
「さすがに直後はダメだよぉ~!」
平成30年度は、問い方の切り口が違いましたが、打診用ハンマーを使って検査するんだから、1枚でもタイルが落ちたら危ないですもんね。せっかく検査するんだったらやっぱり「全面」で行いましょうね。
施工18(レベルA)
解答の枝は、「軽量鉄骨壁下地工事」に関する問題でした。
平成26年度に正しい枝として出題されていたので、正答率は高かったと思われます。
他の枝についてもわかりやすかったので、惑わされるとしたら「枝2」かなっといったところです。
まとめ
まぁ、最後の4問ほどは平成26年度と平成27年度の過去問に答えが偏っているなぁ~。
だけど…うんっ、きっと偶然だよねっ(笑)。
さぁ、あと1回くらいの記事で施工は全部まとめられるかなぁ~っと思っています。
なかなかの解きがいのある問題ばかりで、自分だったら本試験を受けていたら何点くらいになってたんだろうなぁ~。
ただ、めちゃくちゃ偏った持論ですが、施工の問題って少し二級建築士の問題をしてても損はないのかなぁ~っと思ってしまいます。
もちろん、二級建築士では出題されないジャンルもあるのですが、この後に続く2問題は、一級建築士でいったらずっと昔の過去問になっているけど、二級建築士では近年に出題されている問題だったりするんです。
ホンマに勝手な持論ですが(笑)、記事のタイトル自体が「自分勝手に分析してみた」なので、どうぞお許しください。