建築士試験の勉強法

平成30年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(構造_03)

初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

https://itsunaru.com/prologu/

前回はこちら↓

https://itsunaru.com/kouzou02/

構造11(レベルA)

ここから4問ほど「鉄筋コンクリート造」の問題が続いていきます。

まずは、解答の枝は平成22年度の問題の過去問題でした。

平成22年度の問題はこんな感じ。

一般に、柱部材の内法寸法が短いほど、せん断耐力は大きくなり、靭性能は低下する。

この問題が誤りとなって出題されていたので、正答率は高いと思われます。

構造12(レベルA)

梁主筋の柱への定着長さについての問題が解答の枝でした。

こちらは、平成27年度に正しい枝として出題されていましたが、同じ問題にもうひとつ必要定着長さが出題されていたので、2つセットで覚えているといいと思います。

では、平成27年度の問題を2枝どうぞっ♪

大梁主筋の柱への必要定着長さは、大梁主筋の強度が高いほど短くなる。

大梁主筋の柱への必要定着長さは、柱のコンクリート強度が高いほど短くなる。

この2つをセットにして覚えていたら大丈夫だったので、正答率は高いと思われるのですが、知識があやふやだったら「枝4」に引っ張られたかなっと言う感じもしています。

構造13(レベルA)

こちらは、正答率の高い問題のひとつだと思われます。

平成27年度に同じ誤りの枝として出題されています。

まぁ、ほぼ一緒なのですが平成27年度の問題はこんな感じ。

柱の断面算定において、コンクリートに対する鉄筋のヤング係数比nは、コンクリートの設計基準強度が大きくなるほど大きな値とした。

構造14(レベルB)

引張鉄筋比Ptに関する問題が解答の枝でした。

「引張鉄筋比Pt?…知らんわぁ~?」で次の問題にいくのではなく、なかなかの短文の問題だったので、「引張鉄筋」という言葉で読むとそんなに難しい問題ではなかったと思われます。

他の枝も見てみると、なんか怪しく見えてしまうのでレベルBとしてみました。

解答枝は、平成22年度からのほぼ同じ問題となります。

一般に、柱部材の引張鉄筋が多いほど、曲げ耐力は大きくなり、靭性能は向上する。

また、日建学院のテキストを持っている人は、「引張鉄筋比Pt」について記載されていますので、そちらをチェックしてもわかりやすいと思いますよ。

まとめ

とりあえず鉄筋コンクリート4問をまとめました。

まだ、この4問は過去問題として出題されていたものばかりですし、イメージもしやすかったかと思われます。

まとめながらふと思ったのですが、解答枝って2問ずつ平成22年度と平成27年度からの応用になっていたのですが…きっと偶然ですよね(笑)。