建築士試験の勉強法

平成30年度一級建築士学科を自分勝手に分析してみることにした(計画_05)

まずはじめに

平成30年度一級建築士学科を自分勝手に分析しています。

初めて読む人は、こちらも読んでおいてくださいね。

https://itsunaru.com/prologu/

では、前回の続きからです。

前回はこちら↓

https://itsunaru.com/keikaku04/

計画16(レベルA)

「幼保連携型認定こども園」からの出題でした。

一級建築士では平成22年度、二級建築士では平成26年度に出題されています。

児童福祉法では、乳児(1歳未満)又は満2歳に満たない幼児を入所される保育所には、乳児室又はほふく室、医務室、調理室及び便所を設けること。

と定められています。

なので、成長するにつれて乳児室→ほふく室→保育室・遊戯室っとイメージしておいて、1歳、2歳の子供の部屋(乳児室・ほふく室)は兼用できるけど、ハイハイしている赤ちゃんの部屋(ほふく室)と保育室は一緒にしちゃ危ないよっということになります。

計画17(レベルC)

関東系の問題は、関西人にとっては苦手でした。

パシフィコ横浜は、1度だけ行ったことはありますが…そんなん覚えてへんわぁ~って感じ。

他の枝の東京ビックサイトと幕張メッセも行ったことあるけど、展示会で行っていたので、マジマジと建築物を見ていなかったなぁ~。

正直言って、お手上げ問題でした。

計画18(レベルB)

四会連合協定「建築設計・監理等業務委託契約約款」からの出題は、平成30年度は、計画と施工から1問ずつの出題となりました。

「著作権」については、2018年6月26日にEUの新著作権法が制定されたので、来年くらい「著作権関係」は出るかなぁ~っと頭をかすめていたのですが…今年出ちゃいました。

よく読んで、イメージで答えられた方も多いかも知れませんね。

計画19(レベルA)

こちらは、過去問題からの対応で十分ですね。

平成20年度と平成21年度にそれぞれ正しい枝で出題されています。

しかし、アルファベット2文字とか3文字の出題って増えてきましたねぇ~。

計画20(レベルA)

最後は、積算の問題。

近年は、図が入っての出題が続いていますが、平成30年度も図がど~んと入っていました。

今回の問題は、平成23年度の問題を図にしたものです。平成23年度ではこのように出題がされていました。

鉄筋の数量を算出する場合、帯筋及びあばら筋の長さについては、それぞれ柱及び梁のコンクリートの断面の設計寸法による周長を鉄筋の長さとし、フックはないものとする。

まとめ

以上で計画を一通り分析してみましたがいかがでしたでしょうか?

平成29年度と比較して、建物事例が少なかったです。

感想としては、啓蒙的な問題・・・つまりメッセージ性の強い問題が続いていくのかなっという気がしています。

個人的には、実際に受験勉強をした時は全くと言っていいほど建物事例に興味がなく、他の人が嬉しそうにしゃべっていても、理解できなかったんです。

だけども、最近になって建物事例や建築家の思想などを紐解いていくと、面白さを感じていてまた歴史と言う時間の中でつながっていってるのが面白く思っています。

それと同じことが言えるのが「都市計画」です。

個人的には、面白さを感じていなかったのですが、深く知っていくと面白いものです。

今年は2問出題されています。このジャンルに関しては今後も出題が続いていくことと思われます。

もし、まだ本格的に勉強を始めてない時期にこの記事を読んでいる方がおられましたら、過去問題を解くだけではなく、深く知ることが理解を深めていくのかも知れません。

以外と建物事例も都市計画も記憶がまとまって単純記憶よりも記憶に残りやすいと思いますよ♪