建築士試験の勉強法

今年もゆるい漢字クイズで年明けです

2020.01.01

あけましておめでとうございます。

正月休みの気分も味わうこともなく勉強している人・・・おるだろうなぁ~。

年末の12月31日も1月1日も、このサイトを見ている人が多くて「うわぁ~、勉強しとるなぁ~」っと思っていました。

もっともっと読んでもらえるように今年も頑張りますので、どうぞ今年も「いつなるサイト」の方をよろしくお願いします。

2020年はネズミ年のオリンピックイヤー

今年は、特に東京オリンピックがあるから・・・一級建築士の学科試験も2週間早くなるなぁ~。

けど、悪いことばかりではなく製図の勉強がその分長く勉強できるのはイイことですねっ。

何とか、一次試験を突破しちゃいましょう。

令和2年度の一級建築士学科試験の日程が決まりました新元号は「令和」に決定しましたね いつもは、その年度の試験日程は、その年の3月に発表されて、今年度の平成31年度も3月に発表がありまし...

そして、オリンピックの波に乗っかって自分自身も「挑戦」の年にしちゃいましょう!。

そして、今年は干支の始まりの「ネズミ年」でもありますねっ。

なんで、「ねー、うし、とら、うー」ってなったかご存知ですっ?

干支の順番のお話し

簡単に言うと・・・(※建築士試験には出ません)。

具合の悪くなったお釈迦様のお見舞いのために、動物が向かうんです。

そこで、ネズミは身体が小さいために朝一番に頑張って走っていたのですが、疲れてしまって・・・。

そして、前の晩から出発していた足の遅い牛が、見えたもんでねずみは背中にピョンと乘って、お釈迦様のところに着くとピョンと降りて・・・。

ちゃっかり、一番になった訳なんですっ(笑)。

・・・えっ!?・・・ずるい・・・!?。

いえいえっ、要領がいいんですよぉ~(笑)!。

ま、まぁ~、そこは捉え方として・・・(笑)。



勉強も要領よくしましょうねっ♪

・・・っと、よくよく話しをしているので、以前にも似たブログを書いているので、そちらをご参考にっ。

建築士試験では量は質を凌駕できないのかどうかを語ってみる量は質を凌駕する・・・ってどういう意味? 勉強する上で、「勉強量」は必要だと思います。 ラグビーのW杯での勝利した選手たちが口を...
建築士試験では量は質を凌駕できないのかどうかを語ってみる2前回のブログの続き https://itsunaru.com/ryouga1/ 話しが長くなりそうだったので、2回に分けて書いて...

まぁ、今回のブログは、お正月だし去年と同様に漢字クイズでもしようかなぁ~っと、一級建築士での出題の中のキーワードを漢字にしてみますね。

正月の挨拶はそこそこで今回はゆるい漢字クイズ2019.01.01 あけましておめでとうございます!。 今年は、初詣行かれました?。もしくは行かれます?。 今年建築士試...

漢字クイズ第1問「計画」

潟博物館

まぁ、これは単純に自分が読み間違いをしていたんですけどね・・・(苦笑)。

正解は、「たはくぶつかん」

一級建築士の平成21年度の問題より

海の博物館(三重県鳥羽市)

螺旋状の動線空間で構成された博物館であり、周囲の自然観察と展望が可能な施設である。

サク
これが、潟(がた)博物館の説明だから誤りの枝だよっ♪
サクラ
潟(がた)博物館って、ガタガタではなくて、クルクル(螺旋状)してるんだねっ!。
サク
・・・(笑)

漢字クイズ第2問「環境設備」

均斉度

採光のところで出てくる言葉「均斉度」。

均斉度とは、室内の照度分布の均一さを表すもので・・・式は・・・。

ええ~いっ、今回はそんなややこしいことを説明するブログではないので、読み方だけのクイズやしぃ~!。

答えは、「きんせいど」でした。

けどっ、1問ほど・・・と言わず、2問ほど勉強しておきましょうかぁ~♪。

一級建築士試験の平成26年度の問題より

人工照明により全般照明を行う場合、照度の均斉度は、1/10程度あればよい。

答えを書く前に続けてもう1問っ!。

一級建築士試験の平成18年度の問題より

片側採光の部屋における照度の均斉度は、1/10とすることが望ましい。

サクラ
あれっ?、どっちも1/10と言う数字になってるっ!
サク
そうなんだよ~、なのでこの問題は、どちらかが誤りの枝となるんだねっ。

と言う訳で、簡単にポイントをまとめてみますね。

  1. 人工照明による全般照明を行う場合・・・1/3以上
  2. 片側採光の場合・・・1/10以上
サクラ
あっ!、という事は、最初の問題の人工照明の1/10程度が誤りの枝ということねっ♪
サク
うんっ、そうだねっ♪

漢字クイズ第3問「法規」

臥梁

読み方は、「がりょう」です。

補強コンクリートブロック造に関係する用語で、法令集で言うと「建築基準法施行令第62条の5」で「臥梁」が単独で定められています。

この臥梁は、「法規」でも「構造」そして「施工」でも出題されますね。

特に二級建築士試験では、施工で「臥梁」をよく聞かれます。

・・・。

よく考えたら、臥梁ってそこそこ有名だったんですね。

おっとぉ~!。

呼び捨てはいけないっ、「臥梁さま」ですねっ(笑)。

そんな建築士試験界では有名な臥梁さまがいったい何のためにいるんか・・・。

それは、「横座屈」を防ぐためっ!。

こうやって、知識を拡げていくと覚えやすいかも。

・・・全然っ、ブログに臥梁さまを書いていなかったんで・・・反省っ・・・。

一級建築士試験の平成17年度の問題より(法規)

高さ6m、補強コンクリートブロック造、地上2階建の建築物において、耐力壁に設ける鉄筋コンクリート造の臥梁の有効幅は、20㎝以上で、かつ、耐力壁の水平力に対する支点間の距離の1/20以上としなければならない。

細かい解説は、ここではしないですがこちらは正しい枝です。

ぜひ、法令集の施行令第62条の5でご確認してみてくださいねっ。

サク
ちゃんとその時に施行令第62条の2の適用の範囲もチェックしてねっ♪

あっ・・・う、うん・・・そうですねっ♪。

漢字クイズ第4問「構造」

靭性・塑性・脆性・弾性・剛性

この言葉は、知っている人も多いですが、今一度の確認のためにもあえてこちらをクイズにさせていただきました。

正解は・・・。

人生・蘇生・税制・男性・合成

・・・では、ありませんっ。

失礼しましたっ(笑)。

こうやって、馴染みのある熟語に置き換えをすることができるほど読み方には馴染みがあるんですっ(言い訳っ)。

正解は、

「じんせい・そせい・ぜいせい・だんせい・ごうせい」

「セイセイセイセイ・・・フォー!」

いやいやいや・・・こんなんを書きたかった訳ではなく・・・いやっ、ちよっと書きたかった・・・いやいやいや・・・余計な事書かんと、さっ、問題でも2問しましょ♪。

一級建築士試験の平成30年度の問題より

鉄筋コンクリート造の建築物の腰壁と柱との間に完全スリットを設けることにより、柱の剛性評価において腰壁部分の影響を無視することができる。

さっ、こちらも解答の前にもう1問っ!。

一級建築士試験の令和元年度の問題より

鉄筋コンクリート造の腰壁付き梁の剛性は、腰壁と柱との間に完全スリットを設けた場合であっても、腰壁の影響を考慮する必要がある。

サク
これは、どちらも正しい枝だよ♪。
サクラ
っていう事は、柱の時は無視で、梁の時は考慮と覚えておいたらいいのねっ♪

そうそうまずはざっくりした覚え方ですが、それでいいかと思いますよっ(笑)。

【腰壁と柱との間に完全スリットを設けた場合の考え方】

  1. の剛性と応力算定・・・腰壁部分の影響を考慮
  2. の剛性と応力算定・・・腰壁部分の影響は無視

※実際は、細かく説明すると単純にこちらを覚えておくだけでは、危険ですが、まずはこちらを覚えておいてイレギュラーな問題に出会った時に、知識の修正をすればいいかと思います。

漢字クイズ第5問「施工」

遣方

正しい読み方は、「やりかた」です。

よく現場でも「やりかたするぞぉ~!」とか「なわばりするぞぉ~!」っと工事の始める時に出てくる言葉ですねっ。

一級建築士試験の平成13年度の問題より

遣方・・・建築に先立って、柱芯等の基準となる水平位置を示すために設ける仮設物

うんっ、これは用語の説明で正しい枝ですねっ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?。

今回は、パソコンとかで文字を変換してもすんなりとは出てこない漢字でクイズにしてみました。

一部、ふざけていますが(笑)、比較する問題をまとめて覚えることにより、頭に入りやすいのかと思い、比較問題も2科目ほど書いてみました。

勉強は、根性(量)も必要ですが、要領(質)も必要です。

お釈迦様のところに行くネズミが、要領よく牛の背中に乗って、最後にピョンと降りて走ったように、どうぞ色々なツールを利用して要領良く勉強に励んでくださいねっ。

そして、このいつなるサイトもあなたの要領良く勉強できるアイテムのひとつになればと思い、今年も頑張りますので、改めてどうぞよろしくお願いします。